インフォメーション

2017-04-30 22:08:00

訪問をありがとうございます。

 

先月と今月は、2月からの疲労感と私事の用事がどっと押し寄せた1ヶ月でした。

 

そして、本来のケアマネジメントよりも他の動きで時間を使うことが多く、真剣に『今後は担当件数を減らしていこう』と、改めて誓いました。

 

皆さんは、無事に4月を終えることができましたか?

 

 

 

さて。

 

私、今月は、新規受け入れが1件でした(3月契約4月担当開始のご利用者を除く)。

 

そして、改めて感じたことですが、『新規ご利用者を受けなければ、いろんな意味での負担は少ない』ということ。

 

 

 

開業以来、今まで常に新規を月7件以上は受けていたのが常だったので、新規を受け入れない状況がこんなにも『気持ちも身体もラク』だということに、改めて気づきました。

 

いやぁ、素晴らしい。

 

こんな感じで、月に1〜2件程度の新規受け入れなら、無理なくケアマネジメントが展開できそうです♪

 

 

 

明日以降行う来月のモニタリングは、2名を除いて全て予定を組んであります。

 

予定通りに進めば、10日には9割のご利用者の訪問を終えることができるはず☆

 

そして5月中旬以降は、地域のための活動と昨年度のファイルの整理に充てたいと思っています(まだ、昨年度の書類を黒紐で綴じていないのです。トホホ)。

 

 

 

明日から5月♪

 

日焼けに注意して、頑張りましょう☆


2017-04-29 23:26:00

訪問をありがとうございます。

 

すこぶる天気の良い週末でしたが、皆さんは一日を楽しみましたか?

 

 

 

さて。

 

今日は、午後から職能団体の研修担当で活動をしてきました。

 

これ、私は千葉県民なのですが、研修先が『府中』でして。

 

さらに、駅から暫く歩いた場所にある研修会場だったため、片道2時間以上の余裕を持って、『2時間の研修お手伝い』をしてきました。

 

往復4時間以上かけて、2時間の研修のお手伝い☆

 

そして、『お手伝いしてよかった』と思えるくらい、充実した研修内容でした。

 

 

 

今回は、生活保護の研修だったのですが、講師の先生が話し上手で、飽きることなく講義を受けることができました。

 

単に、お役所講義によくある制度上の説明ではなく、現在の東京都の取り組みや、講師の先生のおられる保護課が工夫していることや取り組み、保護課職員が対応することとしないことなども、とてもわかりやすく明確に説明を受けることができたのは、とても勉強になりました。

 

そして、いつも思うのですが、受講者の皆さんは真剣に話を聴いています。

 

講義後の質疑応答も、積極的に挙手がありました。

 

こういう方々(受講者)の、自分の時間を使ってでも学びたいという意欲に触れるたび、『あぁ、私も日頃の煩悩に捉われている場合じゃないわ』と、自分自身に喝を入れています。

 

はい。

 

頑張ります。

 

 

 

そして、一緒に研修担当をしてくださった皆さん、お疲れさまでした。


2017-04-26 21:03:00

訪問をありがとうございます。

 

今回は、本日2度目の更新のため、前置きなしで書かせていただきます。

 

 

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、20日に『財政制度等審議会』なるものを開き、今後の社会保障についても話し合われました。

 

 


財政制度分科会(平成29年4月20日開催)資料一覧

 

 

 

これ。

 

お時間のある方もない方も、皆さん目を通していただきたいと思います。

 

最近の資料は全てカラーとなっており、とても読みやすいので、きちんと読んで自分たちの現在の立ち位置を理解することは、業界人としてとてもとても大切だと私は考えています。

 

あ、単に私がこういう資料が大好きなため、そう思っているだけですが(こういう資料を深く読み、相手は何を意図して作成したか?今後、どういう方向に持って行きたいのかを分析・予測するのが好きなのです)。

 

 

 

と、偉そうなことを書いてのけた私ですが、実はここで財務相は『現在の介護サービスは、いわゆる中小企業と比べて利益率が高く、特に訪問介護と通所介護は利益を出しすぎている!』と言っているのですね。

 

マジか!?

 

と思い、中の資料を読んだのですが、正に、彼ら特有の『数字マジック』のオンパレードでした。

 

 

 

まず、居宅介護支援事業所は、介護サービスにすらは含まれていない(居宅介護支援事業は利益率が低いから、中小企業と較べて高い利益率を出しているという結果が出せないからね)。

 

そして、いわゆる訪問看護等、医療系サービスも外されています(医療系サービスの利益率は高いから、訪問介護と通所介護を叩けなくなるからね)。

 

なぁんか、こういう卑怯な状況で、『介護サービスは利益が出ている!』『訪問介護と通所介護の利益率が高すぎる!』なんて言われてもねぇ。

 

 

 

いわゆる中小企業の給与もわからず、『介護職員の月給は平均28万円です!』とかいう数字を出しちゃう方々の情報って、いったい何なんでしょう?

 

と憤るのは現場だけで、要介護2を『軽度者としよう』と言ったり、介護職の給与を出す時だけさり気なく『医療介護職の給与』という表記にして平均値を上げたり、やることが本当にセコイと思うのですが、(しつこいけど)それは現場にいる人だけが実情を知っているのであって、結局のところ、介護に携わっていない人は、『へ〜、介護職って儲かっているんだ』と思うでしょうね。

 

納得のいかない気持ちは十分にありますが、ここで大切なことは、『彼ら(財務相)は、どういう答えを導き出したいか?』ということであり、その答えは『訪問介護と通所介護は儲かりすぎている』ということであり、今後の予測としては、『このデータを大義名分に、時期改定では訪問介護と通所介護の単価は下げるよ』ということです。

 

こういう資料って、きちんと読むと、本当に今後の向かいたい方向がわかります。

 

 

 

という感じで、突っ込みどころ満載ですが、資料の中に、さり気なく書かれている、気になる単語を発見。

 

『共生型サービス』という単語。

 

介護の平成30年度の改定部分に書かれているのですが、その後に『創設(予定)』と書かれているのですよね。

 

訪問・通所・ショートに限定してかはわかりませんが、本当にやるつもりなんですね。

 

また、現場の人情に頼るのかな?

 

どちらさまが参入するのか、興味津々です(嫌味)。

 

(補足)共生型サービス:高齢者と障害者の生活の支援を、一つの拠点で展開していくもの。

 

 

 

とまぁ、文句ばかり書いてしまいましたが、真面目な話、来年度に向けた審議会は『他人事』として捉えない方が良いと、私は思います。

 

忙しいのはわかりますが、自分たちの業界の今後のことはきちんと理解して、今後の動向を予測しながら、求められていることに力を入れていく。

 

地味ではありますし、努力の必要なことではありますが、これをしないと介護の地位はどんどん低くなっていくという危機感を抱く必要があると感じています。


2017-04-26 18:24:00

訪問をありがとうございます。

 

昨夜からこの記事を書いている間に何回もページが切れてしまい、『若干』イラっときている私です。

 

皆様は、心穏やかに一日を過ごすことができましたか?

 

 

 

さて。

 

今日のタイトルですが、これは昨夜談話した知人から言われた一言です。

 

ついつい話が面白くて、4時間以上話し込んでしまいましたが、その中で『ケアマネジャーの質向上を図るにはどうしたらいいか?』という議論の中で出てきた言葉です。

 

私、本音で話せる人が実はこの業界では少ないのですが、彼は本音で話ができる一人です。

 

そして、話の内容はかなりキツイ内容になりますので、心穏やかでない方は読まないでください。

 

 

 

『ケアマネジャーの質向上には、自浄作用が必要。それしか質向上は望めない』

 

こうはっきりと言われました。

 

 

 

うーん、それはわかっている。

 

いつかは取り組まなければならない課題だよね。

 

ただ、何をもって『出来不出来』を判断するのか?

 

それに、今は皆、目に見えるもの(書類)のスキルを上げることに精一杯で、本質部分の倫理だとか、面談技術とかを本気で学ぼうというケアマネジャーって少ないよ。

 

そして、書類の完ぺきなケアマネが評価されているのも事実。

 

できるケアマネとできないケアマネの線引基準。

 

本気で自浄作用を発動しようと思ったら、地域のケアマネジャー同士がするしかないと思うよ。

 

でもそれができるケアマネジャーっているかしら?

 

そこが難しいよね、という内容を私は返しました。

 

 

 

そこで帰ってきた言葉はこうです。

 

 

 

申し訳ないけど、介護の業界って他業種に較べたら甘い、というかぬるい。

 

一般企業では通用しない、自分だけしか通用しない言い訳が多すぎる。

 

そもそも、一般企業でやれないと感じた人たちが介護の現場に来る。

 

私は人事も担当していたけど、平気で40代以上の元サラリーマンやおばちゃん・無職の人が、『仕事がなくってとりあえず働きたい』と言って面談を受けるのが大半だよ。

 

そこで何となく経験を積んで、ケアマネジャーの試験を受けて受かって、何となくケアマネジャーになる。

 

もしくは現場がきついから、ケアマネジャーだったらできそうと思ってなる人が多い。

 

そもそものケアマネジャーになる前段階で、社会不適合とか勉強が嫌いな人たちが多く入っている。

 

割合にしたら、一般産業と較べて間口が広い分、質についても精査されていないんだよね。

 

だから、平気で『運営基準?知りません』とか、『研修とか机上の空論ばかり。勉強しても意味がない』という。

 

書類作成が大きな業務の一つであるのに、平気で『私、パソコン苦手ですから』という。

 

これって、よく考えたら、自分たちが努力をしたくない言い訳だよね?

 

勉強して知識を持たないといけないのに、パソコンを使いこなすことが必須なのに、それを努力もせずに拒否するのは、仕事を拒否するのと一緒。

 

そんなの、一般企業では絶対に通じない。

 

ケアマネジャーの役割は、ルールを踏まえて利用者に有益な情報提供をすることで、そのルールすらきちんと理解しないで自己解釈して、勝手に感情で支援し、大変になったら『困難ケースです!!!』と言う。

 

そんなケアマネジャーがいることで、頑張っているケアマネが燃え尽きてこの業界を去っていく。

 

そっちの方がおかしくないか?

 

だから、自浄作用は必要なんだよ。

 

(正しく)頑張るケアマネが働きやすい環境を作ろうと思ったら、質の高いケアマネジメントを提供したいと思うなら、そして、社会からケアマネジャーを認められたいと思うなら、自浄作用をしていくしかないんだよね。

 

 

 

非常に厳しい言葉ではありますが、本質をついていると思います。

 

そして、ここ半年間、私がもやもやしていることを、彼はズバッと言ってくれました。

 

 

 

私は基本的に、『完ぺきなスキルを持っている人はいない。だからこそ、知識を得て実践して振り返ってスキルを上げていくことが大切』と思っています。

 

そして、それは地域のケアマネジャー同士で行うことが、一番効果が得られると考えています。

 

その思いから様々な活動に取り組んでいますが、だからと言って、正直、研修に一切参加せず、文句ばっかり言っている人が地域にいたとしても、『あなた、自己研鑽もしないでいるんだから退場しなさい』とは、口が裂けても言えません。

 

いや、正直、何の研鑽もせずに『わかりません』とケロッと言い放つケアマネや、安易に人に聞いて物事を解決しようとするケアマネをみると『出口はあちらです』とは思うことはあります。

 

ただ、そこに労力とストレスを感じるくらいなら、放置した方が私自身の健康衛生上良いというか。

 

別に、個々のケアマネジャーにジャッジをするほどの権利も権限もないし。

 

もとい、興味がない。

 

と答えたら、『だから、ケアマネジャーの質向上は無理なんだよ』と言われてしまいました。

 

 

 

そろそろ生ぬるい時代は終わるのかもしれません。

 

私自身も、今後の活動について、一度立ち止まってじっくりと考えようと思いました。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆さんは、これを読んでどのように感じましたか?

 

ケアマネジャーの質向上って、どうすれば叶うでしょう?

 

そのために、自分にできることって何でしょう?


2017-04-24 23:52:00

訪問をありがとうございます。

 

今日はとても良い天気に恵まれましたね。

 

皆さんはどんな一日を過ごしましたか?

 

 

 

私は仕事を早々に終わらせ、喫茶店で2時間半『どうしたらケアマネジャーの全体底上げは叶うのか?』を延々と考えていました。

 

この問い。

 

今まで十数年間、誰に聞いても『絶対に無理だから頑張るのはやめた方がよいよ』と言われていました。

 

が!!!しぶとい私はどうしても諦めきれないんですね〜(今でも諦めていません)。

 

3年前は『地域のケアマネジャーが、事業所を超えて『地域』という枠組みでスキルアップに取り組まないと叶わない』という結論に達しましたが、今回も同じ結論に達しました。

 

 

 

事業所単位ではなく、様々な団体単位でもなく、都道府県単位でもなく、地域のケアマネ単位。

 

同じ保険者の下で働くケアマネが団結して、スキル向上や自分たちで自分たちの役割を作っていくことに取り組まなければ、全体底上げは叶わない。

 

自分が持っている知識や経験は地域で共有し、地域の誰かが持っている知識や経験を自分の糧にする。

 

地域のケアマネジャー同士で仲間意識を持つというか、地域のケアマネジャーという存在を自分ごとに捉えるというか。

 

うまく伝わるかわかりませんが、そんな感覚です。

 

そして、同時に保険者(介護保険課や地域包括ケアに取り組む課)と、お互いの見える景色をすり合わせながら、『どうしたらより良い支援が提供できるか?』を丁寧に考えていくことが、何よりも大切だと考えています。

 

『対立』ではなく『共に考える』の姿勢です。

 

 

 

ここまで読まれた方の何割かの方は『何、非現実的な事を言ってるの?』と思われたかもしれません。

 

が、私、これを本気で実現しようと考えながら取り組んでいます。

 

たまたま周囲の方々に恵まれていただけかもしれませんが、おかげさまで、皆さんに力をいただきながら、地味に一歩ずつですが、前に進むことができていると思います☆

 

 

 

初年度はメンバー限定でその人らしさを追求する事例検討会を行い、その中で様々な視点や考え方を学ぶと同時に、メンバー間の絆を強めコアメンバーを持つことができました。

 

昨年度は、コアメンバーを軸に、エリア内のケアマネさんを中心にお声をかけて、PDCAサイクルに沿って地域のケアマネが講師を務めつつ、グループワークを取り入れた勉強会を開催し、近隣のケアマネ同士がざっくばらんに意見交換できる場を持ちました。

 

また、包括職員に『介護予防ケアプラン作成の考え方』や、介護保険課職員に『軽微な変更の考え方』なども講義してもらい、有志という形ではありましたが、その後のグループワークで現場と行政が一緒にルールを考えられたのが楽しかったです。

 

 

 

そして、今年度は、他社とのコラボレーションで勉強会を企画して行っていく予定です(と言っても、私自身すでに担うものが多すぎて、今年度は裏方に回る予定です)。

 

区内南側半分のエリアのケアマネを対象とするか、区内全域のケアマネを対象とするかは、まだ決まっていませんが、今までのように『年10回』ではなく年6回程度にして、1回1回の研修の内容を充実したものにしたいと考えています。

 

その第一回目の勉強会について、昨夜、厚生労働省の方に依頼をしましたら、今日の午前中には、快い返信をいただくことができまして☆

 

本当にありがたい限りです。

 

この方は、私が当区に来て初めて研修を行った際に講師としてお招きした方で、私にとっては恩人なのです。

 

開業・そして取り組みから丸3年を迎えることができたのは地域の皆様と当社職員のおかげですが、地域に仲間を作ることができたのは、この方のおかげだと私は思っています。

 

 

 

初めから全体がまとまることは無理だと思いますが、少しずつ輪を広げていくことはできると思うのですよね。

 

そして、その輪が大きくなればなるほど、全体底上げの実現に近づくと考えています。

 

というわけで、詳細が決まりましたら、3年ぶりに全居宅介護支援事業所を訪問し、手配りで研修の趣旨を伝えながら、参加を募る予定です♪

 

 

 

皆さんの地域では、事業所を超えたケアマネ同士の繋がりはありますか?


1 2 3