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2019-10-31 08:42:00

訪問をありがとうございます。

 

今月は、サイトの更新を再開しようと思ったのですが、途中まで書いては下書き保存を繰り返していた結果、結局更新しないまま過ぎてしまいました。

 

また、ポチポチと再開していきますので、改めてよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

さて、今日は、とても本質をついている言葉を見つけたので、ご紹介させていただきます。

 

何か理不尽な状況で、望むものが手に入らなかった時。

 

もしかしたら、『人のせいにする』『不公平のせいにする』『世の中のせいにする』人がいるかもしれません。

 

その時・・・もしそのような考えを持つ方がいたら、そっと伝えてあげてほしいんです。

 

『人のせいにしても、何も変わらないよ』って。

 

 

 

 

どんなに理不尽なことがあっても『そういうことも含めて自分の責任と考える方がよい』のだそうです。

 

なぜなら、『人って、文句ばかりの人よりも、頑張っている人を助けようとするから』。

 

その記事の中では、『人が頑張るのは、必ずしも成果に直結するからだけじゃない。助けてくれる人を集めるためなんだよ。頑張っていない人を、人は助けない』というのです。

 

・・・もう私、それを読んだ時に目からウロコが落ちました。

 

そして、とても深く納得しました。

 

 

 

 

これは人の本能の部分だそうなので、これを読まれた方はぜひ、覚えておいていただけたらと思います。

 

『人は頑張っていない人を助けようとは思わない』

 

そして、世界中の様々な実験で、人は、『身内には優しいが、関係のない人には信じられないほど冷淡になる』ということもわかっています。

 

そういえば、私も今までケアマネジャーをする中で経験があります。

 

ご利用者の支援の際に、主体的に自分の課題と向き合って頑張っている方の支援は、チームがうまくまとまり最大の力を引き出すことができますが、ご利用者が損得勘定で様々な文句や注文ばかりしてくる際は、なんだかチームがうまく回らないのです。

 

 

 

 

残念ながら、いつの時代も『無条件で助けてくれること』は殆どありません。

 

助けてもらうためには、それ相応の見返りを用意する必要があるのです。

 

それは2つあり、1つは『自分が身内であると証明すること』であり、もう1つは『フリーライダーではない』と証明することだそうです。

 

ただし、『助けてもあることをアテにして頑張る』のは『あざとい』とみなされるので注意が必要です。

 

これ、結構生きていく上で、そして、様々な活動をするうえで、大切なことだと思ったので、ここに書かせていただきました。

 

 

 

 

そして、得た知識は忘れないうちに近くの人に伝えるのが私の習慣ですが、早速、この話を地域活動をしている方に伝えたところ・・・

 

加 藤 さ ん は 、 変 に 頑 張 り す ぎ る か ら 心 配 な の よ ! ! ! 

 

えっ???

 

『変に』頑張るって、どんな感じなのでしょう???

 

と突っ込んだら、笑われてしまいました(『頑張っているけど、本当に大丈夫か?』『もっと要領よくやれよ』と心配になるらしいです)。

 

どんだけフワフワしているんだ、私・・・。

 

※ちなみに、他の方々に話しても同様の返答をいただきました。そして、その感情は親が子に持つ感情と一緒だから、そのまま突き進んでいきなさいと言われ、ほっとした私です☆


2019-10-30 08:17:00

訪問をありがとうございます。

 

10月中旬にイレギュラーな出来事があったため、(遅らせることのできる)全ての作業を休止し取り組んだ結果・・・今月はその巻き上げで、アップアップの状況の私です。

 

皆さま、季節の変わり目ではありますが、元気に毎日をお過ごしでしょうか?

 

 

 

 

さて、突然ですが、私の現在の担当ご利用者は6名です。

 

このうち、来月中旬頃には2名の方が終了となるため、4名の担当をさせていただいています。

 

そして、そのうちの1名は来月開始なのですが、最初から『2~3か月でケアマネジャーを交代します』ということを伝えているので、今後も継続的に担当をさせていただく私の担当ご利用者は、3名ということになります。

 

そんな状況にしたのも、12月1日に開始予定の『地域限定コミュニティサイト・テトテ』がオープンするからです。

 

地域のつながり創りを目的として準備しているこのサイト。

 

途中、Web制作担当の方がお母様の看病でお休みしていたため、オープンは延びましたが、いよいよ最終段階となります。

 

サイトの目的や仕組みは何度も書かせていただきましたが、地域内で『人と活動団体、活動団体と企業』をつなぐことが目的です。

 

ここまではご存じの方も多いのですが、その後の展開を今日は書かせていただくので、いつもながら興味のある方はお読みいただけると嬉しいです☆

 

 

 

 

サイトだけを創って、投稿欄や地域団体の活動を紹介するだけでは、人と活動団体をつなぐことは難しいです。

 

そのため、サイト開設後は、3か月に1回くらい、様々な交流機会を確保しようと考えています。

 

具体的には、活動団体同士の交流機会、活動団体と企業の交流機会、活動団体と専門職、テーマを決めて議論する機会etc

 

こういう会を何度も繰り返し開きながら、その中で、地域で生活をしている人たちをつなぐと同時に、彼らの感じているニーズや希望を集約することを目的としています。

 

 

 

 

あと、サイト開始後半年後を目安に行いたいことが一つあります。

 

それは、もしかしたらこのサイト事業で一番の大きい取り組みかもしれませんが、『地域のお互いさまを可視化しながら広げていく事業』です。

 

私の力だけで取り組むことは到底無理なので、様々な方にご協力を募りながら進めようとしているのですが、具体的に説明すると、『日常生活の困りごとを、地域の住民でサポートする仕組み』です。

 

先日のニュースで『介護保険の議論本格化開始』という内容を取り扱っていましたが、時期改定の注目は『財源の縮小に向けてどうする?』というのが、メインとなっています。

 

具体的には、利用者負担の見直しや、施設ベッド代などの負担基準の見直しや、ケアマネジメントの自己負担導入、等々。

 

その中に、心配していたことが俎上されていました。

 

それは、『要介護1・2の方の生活援助を総合事業に移行』です(NHKニュースでは通所介護は記載がありませんでした)。

 

これは、地味ですがとても大きな混乱を招くと私は考えています。

 

現在、生活援助の代行事業は民間の行う事業か、社会福祉協議会の対応する事業か、シルバー人材センターでの対応のみ・・・という地域が多いと思います。

 

そして、他地域はわかりませんが、当区の社会福祉協議会は『私たちは基本、介護保険と同じ内容しかやりません』と謳っています(それもどうかと思いますが・・・)。

 

流れも非常にしっかりとしていて、電話受付の後には地区責任者が面談を行い、その後利用を開始するという、時間も手間もかかる手順を踏まないと利用ができません。

 

つまり、使い勝手が悪いんです。

 

 

 

 

一方、実際に生活をしている方々に、どんな需要があるかを確認すると、『ちょっと電球の交換をお願いしたい』とか、『粗大ごみを指定の場所に移動してほしい』とか、『買い物をお願いしたい』とか、そういう感じです。

 

つまり、1回1時間ほどの時間は不要で、『少し手伝ってくれれば良い』という内容を希望する方が多いことがわかりました。

 

で、ですね、現在創っているサイトは『地域の助け合い・お互いさまを育むサイト』でして。

 

そう考えた時に、サイトの会員メンバーや既存の活動団体の方々に協力をしてもらい、『地域の困った人たちの担い手』になってもらおうと考えたわけです。


2019-10-23 08:24:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は午前中はボーっとして過ごしつつ、午後から活動をしていた私。

 

最近はonとoffを意識的に取っていますが、皆さまはいかがですか?

 

 

 

 

さて、今日は地域包括支援センターの方と、精神障がい者就労支援の方との親睦会があります。

 

これ、企画したのは私なのですが、現在の状況をみる中で、つながる必要があると感じていたことと、就労支援先の方からのリクエストに応えての企画となりました。

 

ケアマネジャーの方は体感していると思いますが、高齢者支援で訪問した先で、実は引きこもりのご家族を抱えている…というケースは少なくありません(というより増えている傾向にあります)。

 

そして、地域包括支援センターは高齢者の総合相談窓口です。

 

その地域包括支援センターですが、実はケアマネジャーの相談対応も含まれているのです。

 

だからこそ、訪問先でご家族が引きこもりである事実を確認し、解決に向けて悩んでいる方がおられた時には、上手に連携できる仕組みが必要で、その入り口の地域包括支援センターと精神障がい者サポート機関の連携は必要だと思ったのです。

 

 

 

 

国は、少し前に『断らない相談窓口』創設を謳い、結局、まずは各自治体の任意に委ねるという結論を出しました。

 

確かに窓口を設けてそこから徐々につながりを創っていくことも必要ですが、待ったなしの現場では悠長に待っていることはできないわけで。

 

できることから取り組んでいく。

 

そのことを、『えー、これ以上負担が増えるのは嫌だなぁ』と言わずに、『良いね!まずは現場から現状の情報共有と課題の共有をしていこう』と前向きに考えてくださった包括職員の方には、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

さて、今日の懇親会ではどのくらい話が盛り上がるか、楽しみで仕方ありません☆

 

このつながりから、新たな地域の発展につながっていけばよいなと思っています。


2019-10-22 08:23:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は『即位礼正殿の儀』の日ですね。

 

あいにくの天候となってしまいましたが、良い式典・晩餐間になることをお祈りしています。

 

 

 

 

さて、昨日『これから下町サミットで、CSVのパネラーをします』と書かせていただきましたが、その中で皆さんの反応を見ていたところ、『あぁ、まだCSVの概念は広まっていないんだなぁ』ということを実感したので、今日は『CSVとはなんぞや?』ということについて書かせていただきます。

 

実はこれ、『CSV』自体を点で捉えるとわかりにくいかもしれないです。

 

そうではなく、時間軸で考えるとわかりやすいと思うので、興味のある方はお読みください。

 

 

 

 

以前から言われていますが、現代の社会は『行き過ぎた資本主義』と言われています。

 

資本主義ってお金の奪い合い(というと大げさだけど…)なので、これが行き過ぎるということは、人々の間で格差を生んでしまうんですよね。

 

そうして、世界中の様々な地域でバランスが崩れてきました。

 

その時に、『いやいや、企業って、単に金儲けをすることだけではなくて、社会に貢献する視点を持たないとダメだよね』ということで始まったのが、CSR(Corporate Social Responsibility)なんです。

 

要は、『企業は自社の利益を追求するだけでなく、社会貢献の視点も持とうよ』ということです。

 

そう聞くと、なんとなく『あ、いいことしているね』という気持ちになりませんか?

 

 

 

 

そんなわけで、徐々に企業は単に金儲けをするだけでなく、同時に社会貢献をするという『脱!行き過ぎた資本主義』が流行り出したわけです。

 

ただ、CSRって、『とにかく企業は社会貢献する!』ということが目的だったため、自社の強みとは関係なく、自分達が気づいた社会の課題解決に取り組んでいたのです。

 

それは、例えば、金属会社が子ども食堂を支えるための寄付をしたり、食品会社が植林を行ったり、おせんべいを売る会社がゴミ拾いに貢献したり、様々です。

 

自分達の企業と何の関係のない取り組みでも、『社会課題を解決するための貢献』であれば、何でも『CSR』なので、気づいたことから取り組みを始めるわけです。

 

で、ですね。

 

そんなことをしている間に、元来、そろばん勘定をしなければならない経営者は気づくのです。

 

『あれ?確かに社会課題の解決のための貢献は必要だけど、うちら、そんな余裕なくね???』ってことに。

 

 

 

 

当たり前ですが、この不景気で先行きの見えない時代に、安定している企業なんて皆無と言ってよいでしょう。

 

結果、せっかく良いことをしているのに、一方で自社の経営状況も見なければならないわけで、なんか余裕がなくて苦しくなるんですよね。

 

そんなわけで、CSRでは、安定して継続的な活動は担保できない状況がありました(儲かったら貢献するね、という不安定さ)。

 

 

 

 

そんな中、マイケル・ポーター教授が言ったんです。

 

『どうせ社会貢献するなら、自分達がリターンを得られる活動をやらね???』と。

 

これがCSV(Creating Shared Value)という概念で、『共通価値の創造』と訳されていますが、平たく言うと『社会と自社がWin Winの関係になろうよ』という考え方なんです。

 

彼のうまいところは、経営者が納得する方法を提唱したことです。

 

つまり、『戦略的に社会課題を解決すると同時に、自社の利益につながる取り組みをすればいいじゃん』というわけです。

 

これで、大勢の経営者は『なるほど!』となり、結果、CSVが流行り出したわけです。

 

 

 

 

例を挙げると、昨夜の下町サミットで出た案ですが、おせんべい屋さんの取り組み提案です。

 

■この夏に新商品として売り出した『猫せんべい』の売り上げの一部を、猫の保護や里親探し等ボランティアで活動している団体に寄付することを、店頭や商品棚に掲載する。

 

→購入する人が『なんか良いことした感』を持て、さらに、猫のボランティア団体も助かる。

 

■ボランティア団体が、行く先々で『あそこのおせんべい屋さんは私たちの活動を応援してくれるのよ』と勝手に宣伝をしてくれる。

 

→彼らの口コミを基に、おせんべい屋さんの売り上げはさらにアップする。

 

こんな感じで、これは、まさに私が考えている『小さい経済圏を創り循環させる』ことにつながります。

 

CSVは『社会課題』という大きな視点を持っていますが、私はむしろ中小企業は『地域課題』に特化して対応した方が良いと考えています。

 

まとめると、自社の利益も考えつつ、社会の課題解決に貢献する。

 

これがCSVなんですね。

 

 

 

 

そんなわけで、じわりじわりと広がりつつあるCSVですが、ご理解いただけたでしょうか?

 

ここでも何度も書いていますが、このままいくと既存の社会システムは限界が来ます。

 

その時に、混乱を最小限にするためには、『地域で支えあう力をつけること』で、そのためには、地域の住民と企業と行政がつながっていることが大切なのです(壊れてから繋がりだしても間に合わない)。

 

そして、それを広めるために5年前から地域活動に参加し、地域の課題解決に取り組んでいる地域活動団体やボランティア団体の冊子を創ったことが、やっと実を結びだしたことを実感し、一人でニヤニヤしながら何とも嬉しい気分になった私でした☆


2019-10-21 12:01:00

訪問をありがとうございます。

 

先週は、近隣事業所との事例検討会や事業所の親睦会を行いました。

 

事例検討会・・・いつも感じますが学びが深いです。

 

また、当社だけでなく他者との協働で行うことで、視野が広がるというか、『こういう事業所対応もあるんだね』という気付きをいただき、感謝感謝の連続でした。

 

 

 

 

さて、最近ですが、私は地域の集いの場に顔を出させていただくことが多くなっています。

 

以前から地域活動系の集いや中小企業系の集いの場には出席をさせていただいているのですが、今日は複数区の有志で行われる『下町サミット』と呼ばれる会に参加をさせていただきます。

 

その中で、たまたま企画をする方が知り合いだったことと、CSVに主軸を置いて進めたいとのことで、私に白羽の矢が立ったようです。

 

・・・なんて。

 

最近はCSRとかCSVとか、横文字略語が多くて混乱してしまいますよね。

 

ざっくり言うと、CSRは『企業が社会に良いことをする取り組み』のことで、CSVは『企業が社会課題を解決しながら収益を上げること』です。

 

 

 

 

で、今回のミッションは『当社をCSV事例として紹介して』ということでした。

 

うんうん、私にできることならいいよ~、と軽く引き受けてしまったのですが、先週金曜日の打ち合わせでタイムスケジュールを確認してドッキリ☆

 

60分のパネルディスカッションとなっているではないですか!!!

 

自己紹介は5分程度で資料を作成し、後は『流れに沿ってうまいことやってね』という感じです。

 

どんな球が投げられてくるかわからない中での緊張感と、ワクワク感が生まれました。

 

まぁ、司会進行の方が素敵な方なので、大丈夫だとは思いますが、私・・・当区の評判を落とさないように頑張らないとと、改めて感じました。

 

 

 

 

そんなわけで、昨夜は2時間くらい時間をかけて、当社の取り組みをまとめていました。

 

時々こういう依頼があると、自分の行ってきた経過を整理できるので良いですね。

 

参加者は100名程度とのことで、大規模ではない分ホッとしたのですが、これからの地域づくりのご提案と、企業にとって地域の課題を解決するためのヒントを少しでも掴んでいただくことができるよう、頑張ります。

 

そして、こういう社会課題解決に向けてを企業が行動を起こすようになったということは、やっぱり社会としてらせん状に良くなっているのかな?なんて、嬉しく感じている私でした。


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