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訪問をありがとうございます。
週末・月末って、なんだか微妙な気分になっている私です。
皆さんのテンションはいかがですか?
さて。
今日は、特定事業所集中減算について考えてみたいと思います。
ケアマネジャーについては、社会保障審議会介護保険部会で、またしても特定事業所集中減算の撤廃についての議論が浮上しているようです。
『効果の乏しい非常に不合理な仕組み。廃止すべき』という声も挙がっており、『現場を混乱させる』等の意見もある様子。
まぁ、その方々の立ち位置で、様々な意見がありますよね。
正解のないことなため、メリット・デメリットを挙げて、どういう形を取ることが、一番公正中立に進められるのかを、思う存分議論していただきたいと思います。
机上で。
私自身は、特定事業所加算の賛否よりも、『どうしたらケアマネジャーの公正中立が担保されるか?』を、個の利害は抜きにして、本質から議論していただきたいなぁ、と思います。
そもそも、彼らの求める公正中立とはどんな姿かを明確にしてほしい。
(利用者に有益な情報を提供するとか、そんな漠然とした姿ではなく『これが公正中立なケアマネジャーの姿だ!』というものを明確にしてほしいです)
その上で、公正中立ができないというならば、その原因は何か?
等々。
個人的には、特定事業所加算等々のペナルティ式の対応よりも、職業倫理の徹底に力を入れた方が、良いような気もするのですけどね〜。
最近、こういう会議をチェックしていて感じることは、何で有識者の方々がこれだけ集まって会議を重ねているのに、本質を捉えない議論ばかりするのかが不思議で仕方ありません。
対処療法的なものばかりというか。
別に、それはそれで良いのかもしれませんが、特定事業所集中減算がなくなるということは、どこかで別の減算項目が増えるのかなぁ?とか、報酬単価自体がまた下がるのかなぁ?とか、ネガティブなことが頭をよぎってしまいます。
そして、素晴らしいケアマネジメントを求めるくせに、何でそれに集中できる環境を作ってくれないのかを疑問に感じてしまいます。
彼らは一体、何をしたいのでしょう?
皆さんは、1年半後、ケアマネジャーはどんな立ち位置になっていると思いますか?
訪問をありがとうございます。
昨夜は、地域で信頼している仲間と19時から7時間もの間、ひたすら話をしていました。
帰路についてのは午前3時を回っていましたが、とてもとても元気をもらいました☆
さて。
今日は、当社の話になります。
様々な経営戦略があると思いますが、私は、当社が地域に受け入れられていただくまでは、利益を後回しにする方法を実践していました。
そのため、色々、諸々な面で、ひじょーーーーーに苦しい時期が続いていましたが、この度、一気に勝負に出ることにしました。
とはいえ、別に営利中心になりますとか、そういうわけではありません。
理念や方針は変わりませんが、この度、いよいよ種蒔きを終えて、起業した本当の意味での事業経営を目指して、進むことにしました。
『何が言いたいんだ?』と思われる方もおられると思いますが、追々、現在の動きが決まるごとにご報告をさせていただきます。
まずは、決意表明というか、『これから理想の事業実現を目指して行動に起こしていきます』ということを報告させていただきます。
本日は、地域の住民の会があります。
皆さんの話を聞きながら、私たちが求められていることを知り、その実現のために何ができるかを考えていきたいと思います。
訪問をありがとうございます。
気温差の激しい時期ですが、皆さんは体調を崩したりしていませんか?
天候に左右される季節の為、気をつけましょうね。
さて、今日はタイトルの通りですが情報提供です。
いよいよ社会保障審議会・介護部会で、ケアマネジャーの指導権限を都道府県から市町村に移譲するための検討していくことが大筋で了承を得ました。
『市町村の業務負担に十分配慮する』という条件付きで。
スタートは2018年4月です(後、1年半もないですよね)。
現在、都道府県で行われていることは、居宅介護支援事業所の指定権限ですが、これがちょっと曲者なのです。
適切なケアマネジメントを担保する為に欠かせないと判断されれば、業務に関する報告が求められる他、明らかに違反していることが明確になった場合は、業務禁止措置も認められています。
この、指定権限等の譲渡の話が出た際、自治体からは『ケアマネへの指導権限も一体的に行使できるようにしてほしい』という意見もあったようです。
理由は、『不正事案などに迅速に対応するため』ということだそうです。
また、ケアプランの有料化についても議題に挙がったようです。
というわけで、今後の社会保障審議会・介護部会をチェックしていきませんか?
☆本日は、なんのオチもありませんでした。トホホ・・・。
訪問をありがとうございます。
あっという間に9月も最終週に入ってしまいましたね。
今週も笑顔で頑張りましょう。
今回は、前回2回に渡って書かせていただいた、『介護保険の問題点』をケアマネジャーの立場のみで書かせていただきました。
これに対して、『じゃあどうしよう』ということを、これから書かせていただきたいと思います。
それはですね。
ものすごくシンプルに言うと、こんな感じです。
ケアマネジャーが、今一度原点に戻って、自分の役割は何かを考えること。
そして、その役割を果たす為に、何が必要かを考えて支援にあたる。
自分に足りないスキルがあったら研鑽すること。
当たり前じゃん、と思った方がおられたら、今日からぜひ一緒に始めましょう☆
いろいろなことを考えて、私の出した結論は『やっぱりケアマネジャーが制度の要である』ということです(偉いとかそういう意味ではありません)。
介護保険という制度がわからないご利用者・ご家族にとって、一番最初に関わる支援者がケアマネジャーです。
そこで、制度の目的や介護保険の説明を、しっかりと行うことが、何よりも大切だと感じるのです。
また、行う支援の一つひとつについても、『なんの為にこれを行うのか?』という、目的を理解して支援にあたることが必要だと思うわけで。
ケアマネジャーのミッションを理解する。
そして、必要な支援を提供する。
自分に足りない部分は研鑽する。
ここをきちんと理解せずに、『やらなきゃいけないから』という理由で行っていると、迷走してしまうと思うのです。
ミッションは、介護保険法に記載されているケアマネジャーの役割を読んで理解する。
支援の一つひとつについては、運営基準・解釈通知を読んで理解する。
日々の支援の中で、自分が十分できていないと感じる部分は研修等を受けて研鑽する。
単純ですが、これを行っていくしかないと、私は行います。
そして、行政への提言力。
これだけは、別枠で考えた方がよいと思うので、私の場合で書かせていただきます。
前提として、日頃から介護保険かへはマメに顔を出す、課へ行った際には目を見て挨拶をする等、顔の見える関係作りを行っておきます。
その上で、行政へ現場の声を届ける時は、対応する職員の力量を評価してから窓口にいきます。。
そして、話の通じる人に自分の意見を持って『相談』という形で、現場の状況を伝えるように私はしています。
ポイントは『相談』です。
『〇〇という状況の方がいて、現在、この支援とこの支援とこの支援を行ったが、課題は解決しない。私は△△が必要と思いますが、どうしていったらよいか、一緒に考えていただけますか?』
でもなんでもよいです。
様々な手段を用いて支援をした(アプローチした)が、どうしても解決に至らない。
だから、例外を認めてね、というスタンスです。
ここで、評価の低くなる聞き方は、『〇〇という状況方がいて困っています。どうしましょう?』という聞き方です。
行政の方って、ケアマネジャーを専門職としてみています。
だから、専門性を持たずに窓口に来ると、非常に厳しい対応をされてしまうのです。
(あ、中には単に意地の悪い方もおるとは思いますが、そういう方には近づかない方が良いですね)
そして、相談という形を取ることで、ケアマネジャー一人で課題を何とかしようとするのではなく、行政を巻き込み、彼らに制度と現場のズレを伝えることができると思うのです。
と書きながら、ふと感じたのですが、こんなマニアックなサイトを見てくださっている方々は、すでに高い意識を持っておられますよね。
皆さんの中でも、様々な工夫ってあるかと思います。
良かったらぜひご教示くださいませ。
訪問をありがとうございます。
今日は、勤務先の地域で認知症カフェがあるので、朝から家を空けています。
天気も良く、気持ちも明るかったので、たまにはスカートで出勤するかぁ〜というわけで、女性らしさを無駄に表出しています。
皆さんは、どんな1日を過ごしていますか?
前回もそうですが、この件については、俯瞰的に捉えて書いているため、文章がきくつ感じる方もおられるかもしれません。
私自身、自戒の気持ちも含めて記載しています。
その辺りは、私の文章力の無さということで、ご容赦いただけたらと思います。
今回は、介護保険創設後の問題点を3つ挙げたいと思います。
その後に、対策提案を書かせていただきますので、もう少しお付き合いください。
介護保険施行後、ケアマネジャーの一番の問題点は、実地指導を恐れ、『必要以上に書類作成に力を入れ過ぎていること』だと、私は考えています。
実地指導自体を警戒することが悪いわけではありません。
警戒する結果、『必要以上に書類作成に力を入れていること』が悩ましいと感じています。
この原因は、行政にも責任の一端はあります。
彼らの『書類のみでしか出来不出来を判断できない能力』も問題なのですが、彼らは彼らで、決して業務の手を抜いているわけではなく、(私の見る限りでは)法令関係や、指導の手引きを本当に熟読されていると思います。
ただ、3年ないし4年に一度の異動の為に、介護保険についての実状を知る前に、他部署に行ってしまう為、現状を踏まえて判断するスキルを身につけるに至らないのだと、私は理解しています。
悩ましいのは、彼らの書類でしか判断できない能力に対して、『書類を完璧にすることで、実地指導をクリアしよう』と考えているケアマネジャーが多い、ということです。
電話一本のやり取りまで、支援経過に記載。
訪問時のやり取りまで逐語録の如く詳細記載。
担当者会議の要点には、各事業所のコメントややり方を、事細かに記載。
利用予定と実績に相違があれば、利用票を再作成して、翌月、印鑑をもらいに行く。
etc
これらに、どのくらいの時間と労力が、かかっているのでしょう?と、私はいつも感じています。
また、これらを完璧に行うケアマネジャーが多いため、実地指導員は『ケアマネはこの程度できることが当たり前』と、高いハードルを求めてくるのだと思っています。
そして、これが更に悪循環となり、ケアマネジャーは書類に追われ、『忙しい』『私がやりたいのは、こんなことじゃない!!!』と怒るわけで。
何というかね、私は思うわけです。
『向いている方向が違くないかい?』と。
決して、初めから実地指導が、必要以上に厳しかったわけではなく、私は、ケアマネジャー自身が自らの首を絞めた結果、このような惨事(敢えて惨事と表記します)となったのだと考えています。
その元凶を考えると、言語力の欠如と、書類一つひとつの役割と意義を、ケアマネジャー自身が理解していないことが、原因だと考えています。
そして、介護保険創設後の問題点を二つ目。
それは、『行政に、現場の声を届けなかった』ことがあると思います。
こう書くと、『そんなことはない!私は行政に伝えているのに、聞く耳を持ってくれないのよ』という方もいると思います。
きっと、そういう方々は、伝えてはおられるのでしょう。
そして、厳しいかもしれませんが、どんなにこちらが伝えも、相手に届いていなければ、それは『伝えた』とは言わないのです。
残念ながら。
伝え方にもスキルはあると、私は思います。
伝えりゃいいってもんじゃない。
相手に理解してもらうことが目的なわけだから、そこを踏まえて、うまくやらないと。
この結果、現場の声は届かず、行政は現場にそぐわないローカルルールを作ったり、それがまかり通ってしまうわけで。
これが、二つ目の問題点です。
そして、最後の三つ目の問題点。
これは、ケアマネジャーの悩ましき課題ですが、『いろいろ、もろもろな余計なことに疲弊してしまい、結果、ケアマネの本質を見失ってしまった』ということがあると感じています。
そして、様々な言い訳をしながら、自己研鑽することをしなくなってしまった、自分達の役割にもかかわらず、受け身の姿勢になってしまった、ということです。
これは、詳細を割愛しますが、ご理解いただける方にはご理解いただけると思います。
次回は、この2回を踏まえて、『これからどうしよう』について、記載したいと思います。
長々と書きましたが、皆さんは、介護保険迷走の問題点について、どのように考えますか?