インフォメーション

2020-07-22 12:20:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は、提案したいことがあり、サイトを更新させていただきます。

 

 

 

 

まずは、情報提供から☆

 

日増しに感染者数が上昇しておりますが、各事業所では模索しながら感染防止に取り組んでおられることと思います。

 

そんな中、日本訪問看護財団が、新型コロナウイルス感染症(疑い)療養者の在宅ケアチームに感染防護具セットを無料配布するという案内を教えてもらいました。

 

フェーズの変わっている今は、本当にありがたい取り組みだと思います。

 

備蓄目的ではないため(ここ重要!)一定の条件はありますが、全国の感染拡大状況をみると、いざという時に備えて案内は皆で共有しておいた方が良いと思い、リンクを貼らせていただきます。

 

7月27日から開始です。

 

https://www.jvnf.or.jp/covid-19_project2020.html

 

 

 

 

・・・という情報提供の上で私が提案したいことは、日本訪問看護財団に頼るとか、ありがたいと感謝するだけではなく、この情報を基に、保険者でもこういう取り組みをしてもらえないか交渉してみるという提案です。

 

現在の体制は、陽性反応者に対しての治療は確保できていますが、濃厚接触者に対しての対応は不十分な状況です。

 

そのため、周囲に陽性反応者が出てしまい濃厚接触者になった途端に、今までの支援を断られてしまうケースが多発してきていることがわかってきました。

 

 

 

 

今までは予防の観点からの取り組み重視でしたが、これからは濃厚接触者対応についてもより迅速に準備をしていく必要があります。

 

とはいえ、これだけのセットを個々の事業者が準備するのは大変。

 

オマケに、皆が一斉に対応準備(買占め)に入ってしまうと商品不足が予測されます。

 

そこで、保険者にまとめて購入してもらいセットとして販売してもらうことや、濃厚接触者対応の際には無償で支給を受けるという仕組みが必要になると感じています。

 

 

 

 

各自治体には職能団体や連絡会があると思うので、団体の力を借りながら提案していくのはいかがでしょうか。

 

私達は生産性という部分では社会に貢献は難しいですが、新型ころなウイルス感染症で高齢者が罹患したり重症化しないための貢献はできると感じています。

 

あくまでも、自分達の保身のためではなく、利用者の中に濃厚接触者が出ても撤退することなく支援継続できることが、地域のために大切な支援体制の1つだと思うのです。

 

『利用者や家族に濃厚接触者が出ても支援を中断することなく続けることができるために』

 

これは大変重要な視点だと感じています。

 

今までは予防の観点からの体制づくりとなっていましたが、今後は、利用者やその家族が罹患した際も支援を滞らせることなく提供できる体制づくりを考えていくというか。

 

皆さまはどのように考えますか?


2020-07-14 18:55:00

訪問をありがとうございます。

 

なんだか月1回の発信が定着しつつあるこの更新状況ですが、日々、たくさんの情報を目にすると疲れてしまうと考え、このくらいの頻度にしています。

 

他人様を過度に疲れさせてはいけないという配慮だと思ってください。

 

決して、楽をしようとか思っているわけではありません(苦しい言い訳…)☆

 

 

 

 

さて、相変わらず地味に活動を続けている私ですが、マスクはおかげさまで製作数4000枚を超えました。

 

自粛期間は続いているものの、当区の地域住民主体で取り組んでいる連絡会『助け合い活動連絡会』は、今月から再開となり、それに伴い『地域で助け合いの輪を広めるための学び場をつくろう』というプロジェクトも再開しました。

 

テトテという地域お互いさまを育むためのサイトも運営しています。

 

で、いつも、しつこいくらい『これから日本はお互いさま社会にしていかないとまずいよ』と私は発信していますが、なぜ今、便利安全快適なこの時代に『お互いさま』が必要だと思うかを書かせてください

 

とはいえ、長くなると思うので、今日は適当なところで切り上げたいと思っています☆

 

 

 

 

第二次世界大戦終戦後、日本は高度経済成長を遂げる中で社会保障は手厚くなっていきました。

 

その裏にはGHQの徹底した日本人の集団化防止計画があるとかないとか陰謀論はあるものの、結果として、この数十年の間で日本人は『自己責任』という名の他者との繋がり解体が確立します。

 

これに拍車をかけたのが『個人情報保護法』かもしれません。

 

個人が困ったら行政に頼ろうというわけです。

 

それまでご近所に助けてもらっていた『お互いさま』は、人間関係というしがらみを含めた面倒くささが付きまとっていましたが、行政という機関は一定の条件を満たせば、権利として必要な支援を受けることができます。

 

そりゃあ、持ちつ持たれつの配慮しながら毎日を過ごすより、社会システムに頼ったほうが、便利で気持ちも楽に過ごせるわけです。

 

が!!!

 

一見、便利で快適な社会保障も、2つの落とし穴があるのです。

 

それは『金の切れ目が縁の切れ目』ということと、『社会システムからこぼれ落ちた人はその恩恵にあずかれない』という落とし穴です。

 

 

 

 

まず、金の切れ目が縁の切れ目について書きます。

 

人口ボーナスが発生している時期や、とんでもなくGDP率が高いとか、潤沢な税収を確保できる条件であれば、バンバン税金を遣って困っている人を助けることはできるでしょう。

 

が、今の日本は、人口減少、GDP向上が見込めない現状、社会保障を必要とする年代の増加、etc

 

つまり、税収が下がっている一方で、遣う人が増えている状況なんですよね。

 

で、MMT理論や国債をもっと刷ればよいとか、色々な意見はあるでしょうが、現状の日本政府の動向を見る限りMMT理論を導入したりや国債の過剰発行をする様子はありません。

 

 

 

 

…とすると、残るは『一人ひとりに提供する社会保障の恩恵額を少なくする(分配率を下げる)』か『社会保障を受けるにあたっての条件をより一層厳しくする(利用者を減らす)』しかないわけで。

 

今、まさにこの状況に陥っているのが、医療保険や介護保険などです。

 

制度の利用条件を厳しくしたり負担率を上げたりすることで、『国は国民を切り捨てるのかー!』と憤る人もいるようですが、無い袖は振れないという、当たり前の状況で当たり前の対応をしていると私は感じています(国家予算の配分には疑問を感じますが…)。

 

つまり、現政権では『社会保障の予算はこれ以上上げることができないから、後は仕組みや報酬単価や負担率をいじってうまいことやってね』というわけです。

 

そして、その『うまいことやる』ための話し合いの場が『社会保障審議会』なわけです。

 

 

 

 

ちょっと話が脱線しましたが、まさに『金(税収)の切れ目(限界)は縁(支援)の切れ目(削減)』なわけです。

 

賛否両論あると思いますが、これが現状なわけです。

 

介護では、平成27年から29年の間に総合事業確率を進め、さらに、生活援助の保険適用外に向かって国は動いていますが、それもこれも『お金がないからショーがないよね』というわけで。

 

『今さらふざけんなー!』と思う方もおられるかもしれませんが、いくら怒っても文句を言っても、ない袖は振れないわけで☆

 

そんな感じで、社会システムに過度に依存してしまっているこの国は、これから大変な状況に陥っていくことが予測できるのです。

 

 

 

 

なんだか長くなりそうなので、続きは次回とさせていただきます。

 

最期までお読みいただき、ありがとうございました☆


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