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コロナ禍で飲み会や歓送迎会など今年は無理そうで、頼りになるのは家族連れのお客様です。ただ、普通の飲み会なら飲み放題が付いて5千円とか個人それぞれで払う金額で済みますが、家族連れとなると4人なら一つの財布から2万円になってしまいます。食べ歩きが好きな自分でも一回の外食で2万円はデカいなと感じますが、うちの店でも毎月気にせず4万円近く使ってくれるご家族もいます。客単価で言えば公務員関係や医療従事者が抜き出ていますが、関係者の集まりが皆無になってしまい売り上げ的には見られたものではありません。別に客単価が低いから手を抜くとか客単価が高いからやる気が出るとかでは無く、自分のやる仕事も技術も何も変わる事はありません。単純に単価が高いと食材の選択肢が増えるだけで、料理の幅が広がるのは事実としてあります。うちにもワクチンのお知らせが届きどうしたものか思案中ですが、天の邪鬼なので打つにしても日本人で一番最後で良いかと思っています。アナフィラキシーもあるので打ちたいと言っても断られるかも知れませんが、そうなるとまた天の邪鬼の鬼の部分が出だす面倒くさい性格です(笑)。
節分の幼稚園便りから鬼の話を読みましたが、人間の心には3種類の鬼がいるとの事でした。次から次へ物欲が止まらない青鬼、怒りに任せ怒鳴り散らし周りから人がいなくなる赤鬼、他人を妬む気持ちで支配されネガティブ思考から抜けられない黒鬼だそうです。多分仏教の教えを子供にも分かりやすくするための鬼の例えですが、自分の中には間違いなく赤鬼がいます(笑)。逆に青鬼や黒鬼の考えは微塵も無く、嫁や子供は赤鬼すら居ず毎日平然と暮らしています。昔から近所に雷親父やゴミ屋敷の住人や町内会費を払わない人など何か揉め事を起こしてキレたいだけの人はいましたが、人生が満たされていない孤独な人が多かったような気がします。色々調べると加齢による前頭葉の衰えで感情のコントロールが効かなくなるらしく、戦争に行っていた爺ちゃんもトラウマだったのか晩年見られたものではありませんでした。自分の場合若い時から抑えが効いていないので嫁に聞くと、前頭葉が無いんじゃないとそっけない答え(笑)。無い物は仕方ないわと少し笑ってみたものの、真面目に答えれば幼少期の親との関係性らしく、その辺りは今となってはどうしようもありません。キレやすいとは言うものの、今まで人に言葉の暴力をふるったり手を出したりはしたことが無いので、年に何回か病気の発作が出たと考えれば少し気は楽になりました。人生穏やかに暮らしていきたいと考えていますが、これは一生付き合っていく持病みたいなもので、嫁から定期的に説教と言う名のお薬を出してもらわないといけません(笑)。