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金沢大学フィルハーモニー管弦楽団との時間が始まった。
サンダーバードは実に快適な電車で、
京都から金沢は思ったより近く感じられた。
「鼓門」圧倒的な存在感を持つ門が駅前に腰を据えている。
キーウの「黄金の門」を初めて見た時の気持ちを思い出した。
キゴ山にある大自然のなかの研修施設での合宿に参加した。
星がとてもきれいに見える場所として有名だが、
星を見る時間はなかった・・残念!
金沢大学フィルハーモニーの団員さんは、
とっても爽やかで、利発、聡明と言う言葉が似あうと感じた。
🔳写真はエルガー/第1交響曲、第4楽章の感動的な部分。
今回の合宿の主眼は「学生指揮者さんの指揮力向上」であったため、
指揮台には常に学生指揮者がのり、僕は横から指導した。
ベートーヴェンとリムスキー=コルサコフは、
まだ遠くではあるけれど到達すべきところが見えるところまできている。
でも、エルガーはまだ霧の中を彷徨っているような状態。
それでいいと思った。
今始まったところだから、これから知恵と力を合わせて、
演奏会の成功に向かって歩いて行こう!
そうみんなと確かめ合って合宿は終わった。
きっと素敵なコンサートになる!
まるでシャワーのように・・・
京都三大学合同交響楽団は、本日強化練習の第2日目。
厳しい練習を楽しんでいるかのように、
素敵な笑顔でリハーサルをこなしていく。
お昼は、木管分奏、金管分奏を指導。
明日は弦分奏を指導する。
夜は、総練の指揮。
田園では、ベートーヴェンの音楽の一番大切なところに、
手が届きそうな進捗・・素晴らしい。
さて、ブラームスの第2番のリハーサルが始まるぞ!と思った瞬間に、
彼らは、僕のための Happy Birthday! を演奏してくれた。
まるで、シャワーのように「おめでとう!」の音が降り注いでくる・・
そんな幸せに包まれた。
いくつになっても、お誕生日おめでとうの言葉は最高に嬉しい。
僕は感動して泣いてしまった。
三大学響のみなさん、ありがとう!
とっても、とっても嬉しかったよ!!
写真はいただいた、とても美しい扇子(裏側に僕の名前が刻まれている)
と、チョコレート・・扇子は明日のリハーサルで使わせていただきます。