ウィーン・ケルントナー通りにて
堀音の70期のヨーロッパ研修旅行がとてもいい感じなので、
僕はとてもいい気持でドブリンガーで買い物をして、
焼き栗を食べて、ケルントナー通りを国立歌劇場のほうへ歩いていると、
見たことのある大男がこちらを見ている。
佐渡裕だった。
「あれ~、クラノさん、なんでここにいんの?」
「堀音の研修旅行で2年生と一緒にウィーンにきてんねん」
「今、リハ終わったとこやねん、CD録音するの、ショスタコーヴィチ」
「どこで練習してたん?」
「ムジーク・フェラインの地下でー、えーみんな来てるんや、
ぜ~んぜん知らんかったわ、おしえてーな、リハ見学させたげたら良かったなー」
毎年、堀音のオーケストラを指導に、本当に忙しい時間を割いて、必ず来てくれる彼・・
母校を、後輩を本当に愛してくれている・・我々は幸せだ。
佐渡裕と共演できる人材をどんどん輩出したい。
ウィーンで会えたのは本当に嬉しかった。
ウィーンのCDショップの店頭にも彼の大きなポスターが貼ってあったりして、
大活躍なんだなあ・・と感動。
近くに、かすみとジンヒョンがいたので記念撮影。
僕も撮ってもらって・・ますます素敵な旅行になった。
2017年11月15日の出来事。