2025年7月21日
第1回日本和歌山国際音楽祭
オーケストラ・マスタークラスの講師として和歌山へ。
高い音楽性を持つ二つの団体。
台湾の小天使ウインド・オーケストラと紅蕾交響楽団を指揮指導した。
短い時間だったけれど
純粋で、音楽が大好きな子供たちと、夢中で音楽の高みを目指した。
素敵な時間だった・・・
僕が片言でも中国語でお話しできれば、
さらに良い音楽へと導けたと思う。
でも、今回も感動と共に改めて感じたけれど、
「音楽は言葉を超える。」
中学一年の時、ブルーノ=ワルター指揮、コロンビア交響楽団の演奏で
マーラー、交響曲第1番を初めて聴いたけれど、
音に独特の体臭のようなものを感じ好きになれなかった。
以来、マーラーの作品を数多く指揮して今に至るが、
今では、スコアを机のうえに置くだけでわくわくしている自分を感じる。
いつの間にか、マーラーが大好きになっている。
今秋の京都市民管弦楽団との第5交響曲を指揮するにあたって、
最初に感じた嫌悪感の正体を暴き、表現に加味したい。
ぼくにとってかなり重要なMISSIONだ。
写真:無観客の京都コンサートホールでベートーヴェンの第2交響曲を演奏する京都市民管弦楽団
和み交響楽団第26回定期演奏会の本番録音を聴き終えて思った事は、
終演の時指揮台の上で思った事と全く同じだった。
「和み交響楽団の音がいつにも増して美しい。」
MozartをMozartの音で、
SchubertをSchubertの音で、
MendelssohnをMendelssohnの音で、
美しく感動的な音楽を客席に届けたい
・・・それが僕らの夢であり目標だった。
和みはさらに高い目標へと階段を昇るだろう。
和み響の皆さん、あなたたちは本当に素晴らしい!
共演できることは僕の最高の喜びであり誇りです。
ありがとうございました!
藏野と宇治シティフィルハーモニーの短い物語は
ハッピー・エンドとなった様です。
なにより脇坂英夫君が退院、元気な姿で舞台挨拶をしてくれたこと。
そして、長きに渡り彼が手塩にかけて育てたUCPが、
心を一つにして、本当に素晴らしい演奏をしてくれたこと。
また、大槻未弦さんのロココ変奏曲も、
作品、特に原典版への愛情がひしひしと伝わってくる感動的な演奏であったこと。
代役をお引き受けした時点では不安もあったのですが、
最終的にはとてもハッピーな経験となりました。
応援、ご協力いただいた多くの方々に、
心より感謝いたします。
藏野雅彦