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2023 / 03 / 22
09:12

2023年4月からは

2023年4月からの藏野の肩書は

指揮者

京都教育大学講師

公益財団法人 青山音楽財団 理事及び未来構想委員

となります。

あらためまして、今後ともよろしくお願いいたします。

2023 / 03 / 22
09:02

堀音に関わる全ての方々へ、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

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令和5年3月末日をもって、堀音における教師生活を終わります。

この間お世話になった全ての方々に、心より御礼申し上げます。

生徒諸君。

かつて生徒だった皆さん。

保護者の皆さん。

教職員の皆さん。

京都市長様。

京都市教育委員会の皆さん。

皆さんのおかげで、

本当に充実した教員人生を送らせていただきました。

僕は幸せです。

ありがとうございました。

 

2023 / 03 / 14
08:20

マーラーの交響曲第9番

どうかしちゃったのかもしれない・・・

マーラーの9番が聴きたくてたまらず。

家にあるCDを立て続けに聴いた。

しかも聴きたいCDも数枚買い聴いた。

その中で最も感動したのが、

ヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。

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素晴らしいと分かっていても聴かないものもある。

レナード・バーンスタインだ。

バーンスタインの音楽に惹きこまれると、

あまりに個性的で魅力的で他を受け入れられなくなる。

すべての表現をまねしたくなる。

自分の存在が消えてしまう。

ブラームスがそうだった・・・

 

ロブロ・フォン・マタチッチ指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の

ブルックナーの7番を聴いた時も、

その、あまりも美しさに涙がとまらなかった。

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音楽史上でチェコという国がいかに重要な役割を果たしてきたか、

改めて考えている。

プラハやブルノの人達のモーツァルトに対する愛情は、

計り知れないものがあるし・・

 

マーラーは、モラヴィアとボヘミアの中間に位置するカリシュトで生まれ、

イーフラヴァで彼の音楽の母体となるものを育んだ。

そこにマーラーの音楽の原点があるのだと思う。

キリスト教とユダヤ教が平和に共存していたと書かれている・

ユダヤとドイツとチェコの文化の融合から・・・

モラヴィア民謡と軍隊の兵舎から聴こえる音楽など・・・

 

今回特に気付かされたのが

チェコの文化がマーラーの音楽の根底を流れている・・ということ。

「ふるさと」だということだ。

 

マーラーにおぼれ死にそうになったとき、

オイゲン・ヨッフム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の

ブルックナーの5番を聴いて、心の平安をとり戻した。

 

マーラーの9番はしばらく聴かないほうがよさそう。

和み交響楽団と共に、第4番を磨いていく・・・

感動的な音楽の創造を目指す・・・

僕たちの、唯一無二のマーラーを表現する・・・

その時間こそが自分にとって、最高のマーラーの時間であるはず。

 

不思議なことに、今使っている、

マーラー協会の9番、ウニヴェルザールのスコアを入手したのが

どこだったか、いつだったか

思い出せない。

1998年校訂版。

表紙に鉛筆で、685ー、と書いてある。

おそらく値段だと思うけれど、

シリングかもしれない。

シリングだとしたら、ユーロに切り替わる直前のウィーン、

ドブリンガーで買ったのだと思う。

「いつの日か指揮できますように」との祈りを込めて買ったのだと思う。

 

 

2023 / 03 / 07
01:25

マーラーの音楽に心が蝕まれているような気がする。

一日中マーラーの音楽と向き合う。

これが快感。

でも、心と体が不健康になっていくような気がする。

マーラーの音楽に心が蝕まれているような気がする。

 

 

アルノルト・ベックリン「フィドルを弾く死神との自画像」1872.jpg

 

1872年 アルノルト・ベックリン作

「フィドルを弾く死神との自画像」

 

2023 / 03 / 01
00:24

交響楽団ひびき、創立20周年記念第20回定期演奏会への客演。

「交響楽団ひびき」より客演指揮のご依頼を頂きとても喜んでいます。

「ひびき」とは長く幸せなご縁があり、今回は創立20周年記念、とのこと。

来年のお話ではありますが、創立20周年おめでとうございます!!

写真は、2014年6月15日開催の第10回記念定期演奏会のものです。

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ザ・シンフォニーホール満員のお客様に来ていただき

団員さんと共に大感激したのが昨日のことのようです。

サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」を演奏しているところです。

前回の客演が2019年なので、コロナ禍をはさみ4年ぶり・・・団員のみなさんお元気ですか?

第20回、良いものにしましょうね!

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