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感謝します!陵水フィルの演奏会を開催することができました!
本番前日のリハーサルの時、
リハーサル室の窓から、雪を頂いた伊吹山が見えた。
滋賀の最高峰、美しい姿が夕陽に染まってさらに輝いて・・・
静かに、優しく、陵水のニムロッドがその風景を包むように流れていく。
夢のような、最高の音楽の時。
これこそが、陵水フィルの音楽なのだと思った。
かくして本番当日となり、
「できる、できる、本当に演奏会ができるぞ!」
というみんなの気持ちが
次第にステージ上を熱くしていった。
本番では、もう最初から音が違う!
陵水本来の、優しく美しい音はもちろんのこと、
表現の細部にいたるまで、
気持ちを合わせようと集中し演奏してくれている。
なにより、とても高い次元で、
音楽を楽しんでいるのが分かる。
時間の経過がもったいないような演奏である。
昨日演奏した3曲
エルガー/エニグマ変奏曲
チャイコフスキー/交響曲第4番
チャイコフスキー/エフゲニー・オネーギンより”ポロネーズ”
は、間違いなく
今僕らにできる最高の演奏であった。
幸せです・・・。
演奏会無事終了にあたり、
本当に長い間頑張ってくれ、素晴らしい演奏をしてくれた
陵水フィルの皆さんに感謝いたします。
さらに実行委員の方々に特別の感謝の気持ちを送ります。
また演奏会の開催のために、お力添えをいただいた全ての方に、
心より感謝いたします。
ありがとうございました。
指揮者 藏野 雅彦
和み交響楽団の皆さん、ありがとうございました!
1月16日(日)は和み交響楽団さんの胸を借りて、
京都教育大学大学院の指揮法特論Ⅱの指揮実習を行いました。
和み交響楽団の第21回定期演奏会の
メインプログラム、シベリウスの第5交響曲の
第1楽章を課題としたのですが、
これはどう見ても難しすぎる課題です。
それでも、院生の諸君は
懸命にスコアを研究し、
ピアニストをオーケストラに見立て、
時間の許す限り指揮法を研究したのです。
和みの皆さんは、素晴らしい演奏で、
彼らの指揮を音にしてくれました。
この経験は、一生に一度あるかないか・・・
大変価値のあるものになったと確信しています。
貴重な練習時間を、大学院生の研究のために与えて頂き、
緊張する一人一人の音楽を優しく汲み上げて、
真摯な演奏をしていただいた和み交響楽団の皆さんに、
心から、御礼申し上げます。
また、できる限りの研究をし実習に臨み、
かなりの緊張感のなかで指揮をやりきった、
院生の諸君にも大きな拍手を送りたいと思います。