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マーラーの4番・・和み交響楽団は深く極めることができると思う。
23日は和み交響楽団とのリハーサルがあった。
前々から分かっていたことだが、このオーケストラはかなり上手い。
団員さんはとても優しく、やわらかく、人懐っこい印象を与えるが、
演奏となったら豹変する。
すばらしく良い音楽を奏でる。
マーラーの4番は今の和みに最も似合う曲だと思う。
和み交響楽団はお客様に本当の感動を呼び起こせると信じる。
写真:ウィーン国立歌劇場にあるマーラーの胸像(ロダン作)
藏野が撮影したのだが・・・写真とるの下手なんだ。
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和み交響楽団への客演は今回で10回目となる。
和みとの歩みを振り返ってみる。
第3回定期(Feb2010)
シューマン/「マンフレッド」序曲
モーツァルト/交響曲 第38番 ニ長調「プラハ」
シューマン/交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」
第4回定期(Jul2010)
ワーグナー/「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ヒンデミット/ウェーバーの主題による交響的変容
ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調
第8回定期(Sep2012)
メンデルスゾーン/「フィンガルの洞窟」
フンメル/トランペット協奏曲 ホ長調(Tp 菊本和昭)
チャイコフスキー/交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」
第12回定期(Jun2015)
J.シュトラウスⅡ/「こうもり」序曲
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(Vl 漆原啓子)
ドヴォジャーク/交響曲 第7番 ニ短調
第14回定期(Sep2016)
ベートーヴェン/交響曲 第6番 ヘ長調「田園」
チャイコフスキー/交響曲 第4番 嬰ヘ短調
第16回定期(Feb2018)
シューベルト/「ロザムンデ」序曲
シューマン/交響曲 第4番 ニ短調
ベートーヴェン/交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」
第18回定期(Jun2018)
モーツァルト/「ドン・ジョバンニ」序曲
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲
ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調
第20回定期(Jun2021)
ブラームス/大学祝典序曲
ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調
サン₌サーンス/交響曲 第3番 ハ短調「オルガン付き」
第21回定期(Apr2022)
ショスタコーヴィチ/ロシアとキルギスの主題による序曲
ショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲 第2番(Pf 明石幸大)
シベリウス/交響曲 第5番 変ホ長調
本当に素晴らしい曲を指揮させてもらっている。
和みはどんどん進化していく。
和みとともに歩んだ道程は、僕の人生の中で光り輝いている。
和み交響楽団には感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます!!
ベートーヴェン 交響曲 第6番 そして ドヴォジャーク 交響曲 第5番
京都三大学合同交響楽団のサブメインとして
ベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調「田園」が決まった。
陵水フィルハーモニー管弦楽団のメインとして
ドヴォジャークの交響曲第5番ヘ長調が決まった。
二つのオーケストラのプログラムは、全体的にも美しいけれど、
特に上記2曲に取り組めることは嬉しい。
「田園」は訳があって、ブライトコプフではなく、ベーレンライターを使う。
問題は、ドヴォジャークの2作品、交響曲第5番と交響的変奏曲。
これは初めて振る曲となり、まずはスコアの入手から始める事となる。
資料が少なくて、勉強開始までに時間がかかりそう。
実は、ここにきてマーラー4番の勉強が重くのしかかってきているのがわかる・・・
音符でも文字でも記されていない、演奏に不可欠な「最も大切なこと」が見え始めてきたからだと思う。
天才の作品に対し、今は畏怖の念しかない。
がんばろう!