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2023 / 08 / 24
23:38

まるでシャワーのように・・・

京都三大学合同交響楽団は、本日強化練習の第2日目。

厳しい練習を楽しんでいるかのように、

素敵な笑顔でリハーサルをこなしていく。

お昼は、木管分奏、金管分奏を指導。

明日は弦分奏を指導する。

夜は、総練の指揮。

田園では、ベートーヴェンの音楽の一番大切なところに、

手が届きそうな進捗・・素晴らしい。

さて、ブラームスの第2番のリハーサルが始まるぞ!と思った瞬間に、

彼らは、僕のための Happy Birthday! を演奏してくれた。

まるで、シャワーのように「おめでとう!」の音が降り注いでくる・・

そんな幸せに包まれた。

いくつになっても、お誕生日おめでとうの言葉は最高に嬉しい。

僕は感動して泣いてしまった。

三大学響のみなさん、ありがとう!

とっても、とっても嬉しかったよ!!

写真はいただいた、とても美しい扇子(裏側に僕の名前が刻まれている)

と、チョコレート・・扇子は明日のリハーサルで使わせていただきます。

20230824_三大学soより誕生日プレゼント-25%.jpg

2023 / 08 / 12
07:13

「田園」第2楽章、ヴァイオリンの con sordino について

京都三大学合同交響楽団の合宿に来ています。

本日の総練で、ヴァイオリンの弱音器を付けない形を試します。

この指示は、1808年の初演時の自筆譜、パート譜には存在し、

初版の時には欠落したものです。

1998年に出版されたベーレンライターや、

2001年出版のブライトコプフでは復刻されています。

約190年間は放置された形です。

1970年代来日した、カール・ベーム指揮、ウィーン・フィルの映像では、

弱音器は付けられていません。

2020年ベートヴェン生誕250年を記念して製作された、

ティーレマン指揮、ウィーン・フィルの映像でも、

弱音器は付けられていません。

僕の最も好きな、イッセルシュテット指揮、ウィーン・フィルの演奏も、

間違いなく弱音器なしです。

今日の総練で試し、「美しい」と感じた方策をとることにします。

楽譜の研究に勝るウィーン・フィルに残された「伝統」があると信じます。

20230812田園2Satz-20%.jpg

 

 

 

2023 / 08 / 08
14:47

「田園」の日

京都三大学合同交響楽団の有志合宿が近いので、

昨日は「ベートーヴェンの第6交響曲を勉強する日」

と決めて頑張った。

引き続き今日も頑張っている。

この曲は前回、ブライトコプフの新しい版で指揮したのだけれど、

第2楽章にどうしても受け入れることができない改訂があり、

今回はベーレンライター版を使うことにした。

このスコアについての勉強量が不足していて、

ブライトコプフから写す部分と、新たに勉強した内容の書き込みに、

想像以上の時間がかかっている。

加えて、勤勉ではない自分が逃避を企てる。

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