指揮者 藏野雅彦の京都漂泊

3月22日（木）は

京都堀川音楽高校の卒業演奏会。

この演奏会をもって

69期のみんなと

ほんとうのお別れとなる。

いい演奏会にしよう。

卒業していく生徒が

ずっと堀音を覚えていてくれるように。

教員として大先輩の

中川曠平先生のつぶやきが

思い出される。

「我々教員は駅のようなもんですな。

生徒は毎年やってきて、しばらく駅にいるけど、

すぐ旅立っていく。これでいいんです。」

22日は是非京都コンサートホールで、

69期の旅立ちを

いっしょに祝ってやってください。

お願いいたします。

京都室内管弦楽団との

音楽へのアプローチは、

真剣でなおかつ楽しい。

表面的な楽しさではなく、

作曲者への畏敬の念がもたらす、

新しい表現の発見の楽しさである。

それにしても、

団員さんの表現力は素晴らしい。

作品の内側にあるものを、

今回も聴いていただけると思っている。

サン⁼サーンスの第２交響曲は

初めて指揮する曲だけれど、

素晴らしい曲ですよ～♬