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平和な日常・・これこそが最高のしあわせ。
和み交響楽団との20回定期が終わった。
和み交響楽団はこの難しいプログラムを、
最後の和音にいたるまで、
一音一音を愛しむように、
真の意味で楽しんで演奏してくれた。
素晴らしい演奏だった。
まさに、
ブラームスの第3交響曲のモットー
和み交響楽団のモットーでもある
”Frei aber Froh””
「自由にしかし楽しく」
・・・・が音になった演奏会だった。
でも、最も感動したのは、
そこにお客様がいて、
我々の音楽を聴き、
大きな拍手をくださったことだ。
お客様と時間と空間を共有し、渾身の音楽を聴いていただく、
音楽でしかできない、最上のコミュにケーション・・・
こんなにも素晴らしいものだとは!
この幸せは何物にも代えがたい。
ご来場のお客様、
和み交響楽団の皆さん、
ソリストの先生方、
スタッフの皆さんに、
心より感謝いたします、
ありがとうございました!
和み交響楽団 第20回 定期演奏会
コロナウイルス感染防止のため、
多くのコンサートが
中止や延期を余儀なくされる中、
和み交響楽団の、記念すべき、
第20回定期演奏会が開催できそう。
運命の悪戯で
救われた日程となりそうだ。
なんとか、このまま。
どうぞ、このまま・・・
京都市民管弦楽団 第103回 定期演奏会
コロナウイルスに翻弄されて
無観客で開催された
京都市民管弦楽団の定期演奏会。
お客様に聴いていただけなかったのは、
確かに残念な事だったけれど、
僕は実に不思議な体験をした。
うまく言葉では言えないけれど、
ただ素晴らしい音楽だけが
そこにあった・・・という感じ。
とても自然で、純粋な”音”が、
3人の偉大な作曲家の作品を、
生き生きと描いている。
とても良い時間だった。
これはきっと京都市民管の団員さんと、
協働、共有した音の結晶だったのだと思う。
この経験は僕の宝物になったけれど、
ただ
一度だけで十分である。
京都市民管弦楽団の皆さんとご一緒出来て、
幸せでした。
ありがとうございました。
写真:本番でベートーヴェンの第2交響曲を演奏する
藏野と京都市民管弦楽団(大倉さん提供)