指揮者 藏野雅彦の京都漂泊

幻想的で美しいけれど

ちょっと怖くもある。

ミュンヘンでのコンサートを

終えて、

ヨーロッパ中世を今に伝える

ドイツ・ローテンブルクに

一人で滞在した時の気持ちを

思い出した。　　

関西大学交響楽団は

定期演奏会開催に向けて

一生懸命

準備をしつつ

練習会場を移動する。

感染者をだすまいと

マスク着用

消毒

安全なディスタンス確保

を行う。そしてひたすら

音楽を磨く！

音楽を磨く！

とってもいい感じ。

コロナと闘いつつ

音楽を磨くというのは、

もちろん彼らの望んでいない

特別な状況だけれど

関西大学交響楽団は

今、輝いている。

買ってしまった。

嬉しい。

今日は大学院指揮法特論の授業

関西大学での経験を振り返る。

写真は音楽演奏室前の風景。

きれいだな。

京都教育大学大学院の

指揮法特論の学外授業として

今年も関西大学交響楽団の

リハーサルにお邪魔した。

課題は関西大学の定期演奏会の

メイン曲

チャイコフスキー作曲の

交響曲第５番。

本物のオーケストラを指揮する事。

指揮学習者にととって

これは最高の学びの場である。

今回も大きな経験と感動を頂いて、

大変充実した時間となった。

後半の藏野による

関西大学交響楽団に対する

リハーサルも、

前回より格段に上達した実感があり、

定期演奏会本番の成功に向けて、

着実に歩みを続けているのだと、

感激した。

関西大学交響楽団の皆さんには、

心から感謝いたします。

ありがとうございました。

☆写真は第2楽章を指揮する院生Mさん。