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大阪大学交響楽団と、作曲家の望んだ音を追求する・・憧れて夢見るように。
確かなものは、目の前にある楽譜だけだ。
でも、きっとマーラーはこう思ったに違いないと、
いろいろな角度から考察しアプローチを試みる。
手ごたえを感じる瞬間がある。
阪大響のメンバーとその手ごたえを共有できる実感もある。
チャイコフスキーの気持ちを想像してみる。
シェイクスピアの原作のお陰で表現のおおまかな方向は分かる。
リハーサルしていると、さらに高い次元での表現に憧れる気持ちになる。
作品に込められた感情の高まりの凄さに圧倒されそうになる。
でも我々は諦めることなく音を磨く。
モーツァルトの音は、あまりに純粋で、
良い表現へと導くための言葉すら見つからない。
作曲の時、モーツァルトの頭の中にドイツ語での思考があったと仮定すると、
アプローチの糸口が見つかる。
これでいいのかな・・と思いつつも、
一生懸命練習する。
今できる事を精一杯やる。
思いついたことは、とにかくやってみる。
作品への憧れが、追求のエネルギーとなる。
大阪大学交響楽団と僕は、
今、おそらく、最高に”楽しい”時間を過ごしている。
京都フィロムジカ管弦楽団第50回記念定期演奏会無事終演いたしました。
京都フィロムジカ管弦楽団の皆さんには、
本当に素晴らしい演奏をして頂きました。
感謝です。
また、ご来聴くださったお客様に心から感謝いたします。
50回定期のメインである、
アイヴズの交響曲第2番の最後の音が鳴り終わった瞬間に、
素晴らしいタイミングで拍手を頂き、
この曲を熟知したお客様がおられること、
そして演奏を褒めてくださったことに感動いたしました。
アイヴズの最後の音は、12音の音階のなかの11音を同時に鳴らすという、
衝撃的なものです。
この最後の11音がホールに響き渡ってから拍手までの時間は、
一生に一度しかないくらい貴重な経験となりました。
京都フィロムジカ管弦楽団はやはり力のある、
素晴らしいオーケストラでした。
指揮させて頂き本当にありがとうございました!
青春の輝き!関西大学交響楽団第74回定期演奏会無事終演。
多くのお客様のご来聴、またごご視聴をいただき、
関西大学交響楽団の第74回定期演奏会は無事終了いたしました。
終演にいたるまで、関西大学交響楽団を支えてくださった皆さん、
本当にありがとうございました!
団員さんも、コロナと闘いながら、粘り強い忍耐力と、
音楽に懸ける情熱と、このオーケストラにしかない明るいエネルギーをもって、
本当によく頑張ったと思います。
関西大学響の皆さん、素晴らしい演奏、それまでの努力に敬意を払いつつ、
心から感謝いたします。
本番中、ブラームスの存在を感じられましたか?
僕は感じましたよ。
このオーケストラの持つまぶしいほどのエネルギーは、
使い古された言葉で恐縮だけれど、
まさに「青春の輝き」だと思った。
さあ、来年に向かってまた力を合わせて歩き始めましょう!
ブラヴォー!関西大学交響楽団!!!