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戦争は絶対にだめです。
人を殺してはいけない。
家を壊してはいけない。
平安を奪ってはいけない。
ウクライナの人も
ロシアの人も
全世界の人も。
兵士も子どもも若者も老人も
すでに多くが亡くなり
美しいキエフの街が壊されていきます・・・
戦争は今すぐやめてください。
ドヴォルジャークの美しい交響曲を・・大阪市民管弦楽団
この土日は、大阪市民管弦楽団の第94回定期演奏会のための
集中練習でした。
音楽にのめりこむような充実した時間でした。
やはり力のあるオーケストラです。
ドヴォルジャークとボロディンの作品の
あらたな魅力を見いだせた気がします。
先日「楽団通信」へ寄稿させてもらったのですが、
大阪市民管とも20年のお付き合いとなり、
その間、僕にとって重要なレパートリーとなる曲を
次々に指揮させてもらったオーケストラなんだと、
改めて振り返ることができました。
最初の客演で振った曲が
ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」第1・2組曲
ベートーヴェン/交響曲 第4番 変ロ長調
ワーグナー/「トリスタンとイゾルデ」より
”前奏曲と愛の死”
・・・ため息が出るほど素敵なプログラムです。
もちろん素晴らしい演奏をして頂き、
大感激でした。
さて、今回はドヴォルジャークの交響曲第6番が
こんなにも美しい曲なんだと改めて感じています。
陵水フィルの第9回演奏会でもこの曲を取り上げ、
曲の美しさと陵水の持つ優しい音が
素晴らしく結びついたのを思い出します。
当然のことかもしれませんが、
大阪市民管との時間では、
陵水とは全く違う美しさが見つかります。
ちょっと気を許すとワーグナーのような音になってしまいます。
それも興味深いことなのですが・・・
大阪市民管は来月の13日に演奏会を敢行します。
音楽を奏でる喜びと幸せを感じる事
音楽を聴いていただき、喜び、幸せを感じてもらう事を
(藏野の心のなかで勝手に)今回の演奏会の目標に掲げ、
大阪市民管とともにがんばります!
白夜の音楽・・和み交響楽団
今日は和み交響楽団とのリハーサルだった。
シベリウスの5番を練習しているとき
とても良い方向に仕上がっているのに
漠然とした不安のような気持ちが
音楽にまとわりついてくるのを感じた・・・
壊れやすい繊細なガラス細工のような
でもきわめて美しい音を創りたい。
もうすこしで協和しそううな和音を
不安定な状態でさりげなく聴かせたい。
曲がすすむにつれて
不純なものを脱ぎ捨てていく。
理論上の協和音が必ずしも
「純」というわけではない。
スコアの最終3ページ
とらえどころのない
そこにあるのに手に取ることができないような
複雑にぶつかり合っているのに
この世のものとは思えないほど美しい音が
ホールに充ちた。
感動的、というのとは何かが違う気がする。
僕たちはとても恐ろしいところに
足を踏み入れたのかもしれない。