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2022 / 06 / 23
23:35

トランペット上田仁先生特別レッスン

23Juni2022仁君Lesson-1(2)-30%.jpg

今日はトランペットの上田仁先生をお招きして、

京都堀川音楽高校のトランペットの生徒に

特別レッスンをしていただいた。

僕は現在トランペット奏者として人前に立つことはないけれど、

大学在学中から現在までトランペットのレッスンと

自己の研鑽は続けている。

このホームページでは主に

指揮者としての自分を見て頂きたいので、

トランペット関係のことはなるべく

出さないようにしているけれど、

今日の上田仁先生レッスンがとても素晴らしかったので、

ここに記念として書き残しておこうと思った次第。

堀音のトランペット専攻の二人をレッスンしてもらった。

仁君の豊かな経験からの、いろんな角度からのアプローチを、

生徒に寄り添いながら、教えていただいた。

和やかな空気のなか、トランペット吹くのって楽しい!

そんな原点にもどれるような、

知らないうちに高度なテクニックと

ハイトーンが身に付くような

素晴らしいレッスンだった。

仁先生、ありがとうございました!!

写真はレッスン直後の仁君と高校生(掲載許可をいただいています)

 

【上田仁(うえだじん)先生プロフィール】

京都市立堀川高等学校音楽科分校、東京藝術大学音楽学部卒業。

平成21年度新進芸術家海外研修制度(文化庁)研修員としてワイマール・フランツリスト音楽院に留学。

早坂宏明、藏野雅彦、北村源三、UweKomischkeに師事。

69回日本音楽コンクールトランペット部門第1位、併せて松下賞受賞。平成16年度青山音楽賞受賞。

2012年東京オペラシティリサイタルシリーズB→C出演。協奏曲を東京フィルハーモニー交響楽団、

東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、セントラル愛知交響楽団と共演。

ソロアルバム「カレイドスコープ」「テレスコープ」「マイクロスコープ」発表。

現在、シエナ・ウィンド・オーケストラ契約団員、金管五重奏団BuzzFiveリーダー、

東京トランペットカルテット、京都トランペットグループサマーブリーズ、ズーラシアンブラス、スーパーバイザー。

名古屋音楽大学准教授。洗足学園音楽大学講師。

教則本などの執筆にも力を注ぎ、近年はスタジオプレーヤーとしても活動。

CMミュージック、ゲーム音楽、ドラマBGMを始め、

TVアニメ「響けユーフォニアム」の高坂麗奈のトランペットを担当し注目された。

 

 

2022 / 06 / 19
01:35

モーツァルトの交響曲

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ウォーキングしようとした訳ではなく、

長い距離を歩く時も音楽を聴く。

東京音楽大学指揮科の入試課題が、

モーツァルトの「リンツ」だと分かった時、

昨年の夏ごろからスコアをよく見るようになって、

あらためて大好きになった。

昨日はブルーノ・ワルター指揮

コロンビア交響楽団の演奏を聴いて、

「ワルターの楽屋にモーツァルトが遊びに来ていた」と

噂が流れるのも頷けるような、

美しく、

そして自由な、

モーツァルトへの愛情あふれる演奏に感動した。

だけど、このコンビの41番は心が動かなかった。

どうしてかなあ・・・

僕にとって

モーツァルトの交響曲の指揮機会は貴重で

25番、29番、31番、35番、38番、39番、40番

がこれまで指揮させてもらった全てである。

35番、38番、39番は比較的回数も多く

とても幸せ。

でも「リンツ」と「ジュピター」は

未だ機会に恵まれず

どうしても指揮したい。

このところその思いが強くなっている。

2022 / 06 / 16
22:23

パスポートの更新

明日新しいパスポートを受け取りに行く。

前回は訳があって5年用だったが

今年は10年用にした。

申請当日はやせた写真を撮りたかったので、

ダイエット頑張ったけれど、80.1kg。

年相応に老け小太りの写真となった。

この新しいパスポートが有効なうちに、

世界から戦争がなくなりますように。

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ロシアの侵攻のずっと前から、

光信が常任指揮者を務める

チェルニーヒウのオーケストラに

客演して欲しいと言われ、

僕もぜひ振らせてほしいと約束していて、

まとまった時間ができる時を探していた。

なのに

チェルニーヒウは最初に爆撃された。

オーケストラの建物は破壊され、

でも団員は地下に逃げ無事と光信が電話をくれた。

侵攻の予感すらない頃

光信と食事しながら交わした会話

「なんの曲がいいかなあ」

「かなり大きな曲でもいけますよ」

「マーラーかブルックナーがいいなあ」

「いいですねえ」

あの会話が夢に終わりませんように・・・

 

 

 

 

2022 / 06 / 09
23:24

指揮者の幸せ

このオーケストラと

この曲をやりたい!

その願いが叶うこと・・・

こんなに嬉しい事はありません。

2022 / 06 / 03
10:20

マクセルとアナログ

maxell-1.jpg

阪急電車の車内広告

「マクセル」と「アナログ」の文字が目にとまった。

カセットテープ全盛時代の

お気に入りのメーカー名

「maxell」

僕たちの世代は

アナログからデジタルへの移行を経験した。

そして

物凄く大切な「何か」を失ったような気がする。

30年以上昔、

自分の音はデジタルで録音したかった。

きれいに聴こえたから・・

名演奏は

LPレコードを真空管のアンプで

すごいスピーカーで聴きたかった。

その場の空気まで感じられたから・・

でも

機械では録音再生が難しい

人間の耳では聴き取れない音がある。

これを

大切にしなくてはならないのに

音楽の世界が

間違った方向に進んでいるように

思えてならない。

現時点では

生の演奏のみが

音の全てを伝えることができる。

LIVEを何より大切にしなければいけない。

 

僕の考え方は間違っているのかな?

 

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