インフォメーション information
2021 / 07 / 29
21:08
新型コロナウイルスとの戦いは続く。
京都三大学合同交響楽団の初練習だった。
今回の客演は記念すべき10回目のオファーとなる。
20数年のお付き合いで、ほぼ2年の周期で呼んで頂いている計算だ。
僕はこのことを誇りに思い、とても喜んでいる。
コロナの関係で使用できなかった医大ホールでの、久しぶりの総練は、
今回のメイン、ブルックナーの交響曲第9番から始まった。
相変わらずレヴェルの高いオーケストラだと感心したが、
何かが、これまでと違っていた。
「逡巡」・・・のような感覚。
僕の想像だが、新型ウィルス感染拡大防止施策によって、
彼らは傷ついているのだと思う。
思い切り音楽を表現することをためらわせる、
呪縛がかかっているように感じた。
この、オーケストラの底力、本来の自由で輝くような音楽表現を導きだし、
さらに極限まで磨き上げて、喜びとともに客席に届けたい。
なんとしても、京都コンサートホールに大きな感動を巻き起こしたい!
彼らと協働し、力の限り音楽を創造しよう。
2021 / 07 / 06
01:23
2021 / 07 / 03
12:44