中学一年の時、ブルーノ=ワルター指揮、コロンビア交響楽団の演奏で
マーラー、交響曲第1番を初めて聴いたけれど、
音に独特の体臭のようなものを感じ好きになれなかった。
以来、マーラーの作品を数多く指揮して今に至るが、
今では、スコアを机のうえに置くだけでわくわくしている自分を感じる。
いつの間にか、マーラーが大好きになっている。
今秋の京都市民管弦楽団との第5交響曲を指揮するにあたって、
最初に感じた嫌悪感の正体を暴き、表現に加味したい。
ぼくにとってかなり重要なMISSIONだ。
写真:無観客の京都コンサートホールでベートーヴェンの第2交響曲を演奏する京都市民管弦楽団