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2015-07-28 02:48:00

若い頃は自分の限界が分からず、飲める男が男らしいみたいなバカな価値観で無茶な飲み方もしました。チェイサーも無しにスピリタスを何杯もあおってからビアホールに行ったり、朝シャンと称して朝からシャンパンを開けたり。ただそれは自分のペースであって、他人に強要した事やされた事はありません。潰れて家に泊めてもらったり、タクシーを呼んでもらったり、行方不明になって連れに迷惑をかけたことは多々ありますが・・・(猛省)。最近は飲みたくても年のせいか、眠気が勝り体力が持ちません。人それぞれ飲める量やペースが違いますし、俺の酒が飲めんのかみたいな飲み会は参加しません。今の若い子は先輩の飲みにケーションを普通に断る事もあるようですが、自分の若い頃は結構付き合うのが当たり前でした。そう考えると自分は時代を先取りしていたのかも(笑)。いくら誘われても行きたくない飲み会には行かないし、何よりそんな酒が美味いわけが無いです。そんな性格なんで当然サラリーマンは無理だろうとは考えていました。調理師になり、厳しい先輩ほど孤独というか孤高で群れない印象があり、実力があれば群れなくていい職人の世界が自分の性格にも合っていました。たまに仕事に厳しい先輩が誘ってくれた時は喜んで飲みに行きました。仕事の出来る先輩ほど仕事のグチは言わず、楽しいお酒の中にもアドバイス的な話しもしてもらい、もちろん財布など開かせても貰えません。かえって失礼にあたるみたいで、仕事で返してくれたらいいと言われました。くだらない奴ほど群れたがり、嫁が怖いから家に帰りたくないからとか、アリバイ作りの飲み会など先見の明で全て断っていました(笑)。先輩から言われると断りにくいのは理解できますが、一気飲みなどくだらない伝統は断る勇気は持ってほしいです。それで陰口を言われようが、孤立しようが自分の考えさえあれば別にいいんです。ラインいじめや公園デビューも同じ事で、どこにでも弱いものイジメをする輩はいますが、相手にしなければいいんです。それでも自分や子供に火の粉がかかったり、濡れ衣を着せられたらその時は暴れ時です(笑)。もちろんコミニケーション能力も人間関係も付き合いも大事ですし、そんな能力がある人は羨ましく思う時もあります。人付き合いがもう少し上手ければもっと上に行けたかも知れませんが、自分は自分らしくいればいいのかなとも思ったりします。