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2015-07-27 01:59:00

ワインの選び方が分からない、失敗ワインを掴みたくない、ソムリエのコメントを読んで買ったら自分の口には合わなかった等々・・・。自分は昔のレコードのアルバムじゃないですが、結構ジャケ買いをしていました。今の人は普通の商品に関してはレビューを見たり、視聴出来たりして失敗のリスクは避けやすいですが、ワインに関しては全て試飲出来ないのでリスクは高いです。もちろんジャケ買いと言っても音楽に関してなら、自分の好みのジャンルですから大きなハズレはありません。ワインでも同じことで、自分がどんなジャンルのワインを飲みたいのか分からなければ、いくらソムリエでも勧められるわけがありません。甘口か辛口か、白か赤かそれ以外か、軽いのか重いのか、予算はどれくらいか、もっと言えば国や産地、ビンテージや作り手などキリがありません。言い出したらキリが無いので、最初は自分の目に留まったジャケット(エチケット、ラベル)のワインでいいと思います。一度それを飲んでから瓶のラベルを見てください。必ず国名とアルコール度数、あるいはビンテージ、作り手、使用したブドウ品種などの色んな情報が書いてあるはずです。美味くても口に合わなくても、次は違う国の同じブドウ品種のワインにするとか、同じ国でも産地別で飲んでみるとか、同じワインのビンテージ違いで飲むとか、作り手から選ぶとか・・・。音楽は何でも聞きますみたいな人もいるように、ワインも広く浅く飲んでも全く問題は無いですが、やはり自分の中に基準を作ってから飲むとワインの世界にどっぷりはまります。店でグラスワインを頼み、口に合ったら瓶を見せてもらうのもいいかも知れません。携帯で写真を撮っておき、後日ネットで買えるワインも多いと思います。これに料理との相性など入ってくると、一生の勉強、仕事、趣味にもなりえます。飲んでしまえば形には残りませんがその時間は経験や記憶に残りますし、旅行やギャンブルなどのその時間を楽しむものに比べたら一番安上がりだと思います。まあ偉そうに勉強だ経験だと言っていますが、このボトルも俺が開けたっけみたいな、記憶に残らないほど飲みちらかした事も多々ありますが(笑)。