コロナ禍で家族連れがメインですが、会社のいつものメンバーで取り分け料理はまだ先のようです。うちの店みたいな1組限定の個室ならそれもアリでしょうが、共有部分や飛沫の関係で以前のような賑わいは年内は無理そうです。福井にもワクチンが入って来て嫁も来週受けるみたいですが、自分はアナフィラキシーがあるので最後まで受けないつもりです。コロナの怖い所は無症状のうちに広げてしまう事で、これさえなければインフルと変わらずそこまで怖がる必要は無いと思います。モーニングショーではコロナ恐怖を煽っていると散々言われていますが、情報番組は大体大袈裟に風呂敷を広げる物です。サバやワインが健康に良いとか、ダイエット効果がある食品はこれだと断定しがちで、炭水化物ダイエットとか極端な程キャッチ―で食いつきます。管理栄養士の立場から意見を聞くと、色んな物をバランスよく適量取って運動すれば太らないと。それでは誰も食いつかないし、定食屋のご飯お替り無料やラーメンの替え玉などは成立しなくなります。現代人は飽食で食べ過ぎだと分かっていても、辞められないから極論に食いつきたくなるのが人間のサガです。一昔前なら富士山爆発やノストラダムスなどテレビタックルで良くやっていましたが、何も無ければ無くて良かったやんと開き直られて終わりです。マスクや消毒のコロナ対策のおかげで年寄りの死亡数が減ったらしく、風邪から肺炎や骨折から寝たきりやヒートショックや転倒で強打とか、歳を重ねる程リスクが上がるのは当然です。コロナだけがリスクみたいな報道にウンザリしていますが、症状が出ないうちにリスクの高い人に移してしまうのは怖いとは思います。昔は熱が出ようがインフルになろうが仕事に行くのがサービス業の常でしたが、流石に今はそんな事は無いと思っていました。実際は2月3日の朝の2時から恵方巻を何千本作るのに、インフルの友人は絶対休めないブラック企業で出勤したと言っていました。結局しばらくして退職したようですが、これは飲食業の構造的な問題で代わりがおらず、常に最低の人員で回しているからに違いありません。悪循環で人が続かず、大学生が試験前に休みも貰えないしゃぶしゃぶチェーンも報道されたのは記憶に新しい所です。ネットでは1日6万円補助の飲食店へのバッシングが酷いですが、確かにブラック企業も多いので気持ちは分からなくもありません。緊急事態宣言が解除されれば補助を貰えなくなると、わざとコロナ対策を緩めるような飲食店が出てこない事を祈ります。情報番組も自分のフィルターを通して見るべきで、ある意味割り切った冷めた目で見ないとトイレットペーパーやマスクの買占めをするような人間になってしまいます。コロナ禍なのに人出が増えれば緩んでいると騒ぎ、人が出歩いていないと観光地に取材に行ってガラガラで経済がダメになると騒ぎ・・。緊急事態なので不要不急の外出を控えましょうと言ったCM明けで、続いてはドラえもんの新作映画を是非映画館でどうぞと(笑)。普通のリーマンは見られないので誰を相手にしているのか知りませんが、ニュース番組では無くあくまでショーなので話半分に聞いておけば良さそうです。