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2021-01-17 00:49:00

福井はコロナの第一波の時に人口比率でワースト1になった教訓なのか、第2波、第3波は抑え込みが効いて患者数も0人や一桁の日がほとんどでした。昨日はワーストの1日25人の陽性者が出て、緊張感が変わったような気がします。福井と言っても原発に出入りしている業者の方は、関西からの行き来なので嶺北とはまた別物です。嶺北である福井市や坂井市でクラスターが出た背景が、正月に帰省した子供からデイケアーに通う祖父母に感染し、通い先で年配の人や従業員でクラスターが発生したようです。いくら正月は帰省を辞めようと言ったところで、全員が同じ考えを共有する事も無いのは分かります。人の移動で感染は広がらないとGOTOを勧めた政府も、正月に子供が帰って来れば当然飲み食いになる事が分からないはずもありません。百歩譲って移動は関係無いとしても、GOTOイートの方は言い逃れが出来ないのは飲食店への時短要請で詰んでいます。やはり周りがどれだけ努力しても、たった1人の行動で今までの県民の努力が水の泡です。ネット警察のように犯人捜しをして個人を特定して叩くのは間違っていますが、箱根駅伝の路上での応援のようにある一定数いる事を想定して対策を打たないと緊急事態宣言も意味がありません。ただダラダラとコロナが続き、自粛疲れや企業の倒産、失業者の増加の悪循環です。今年の正月は自分も含め帰省を我慢した人がほとんどでしょうが、怖いのが成人式の方でこれは今年我慢して来年と言う訳には行きません。県外にいる20歳の子は地元に帰って来るでしょうし、流石に自分が親でも帰って来るなとは言い辛いのも分かります。せめて検査してからの移動が望ましいですが、これも1人だけ検査しても周りに陽性者がいたら意味がありません。色んな意見や自由や人権があるので修羅の国みたいに強制出来無いのも分かりますが、資本主義や自由があると言うのはそれぞれが考えて行動する責任も伴って来ます。最近のアメリカや修羅の国のニュースを見ると、後者の方が何も考えず気楽に暮らせているような感じもします。国も国民をコントロールしやすいし、国民は香港のように反旗を翻さなければある程度自由に暮らせる・・。まるでバブル期の日本のようですが今年も幼稚園の行事は中止や延期ばかりで、2021年も我慢と1年かと腹をくくり出した自分がいます。兎にも角にもこのコロナがどうにかならないかと気候とワクチンに期待していますが、早くても2022年の春頃になると覚悟を決めて店を構えています。