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2020-06-17 00:46:00

トマトホールが無い、バターが無い、クリームチーズが無いの無いない尽くしですが、業務用スーパーや業者にはいつもと違うものは若干ですがありました。モノによってはレシピを変えないといけない程従来のものとは味が違う事もあり、やはりいつも使っていたメーカーのものを優先して探しています。不足の理由はコロナの一点張りで、工場や生産者が止まってしまえばどうにもなりません。唯一以前食中毒を出した乳製品メーカーのものはありましたが、廃棄するのが勿体無いと使い回ししていたような会社の体質がそう簡単に変わるとも思えません。コロナの影響か取引している酒屋も営業日数やサービスなどどんどん縮小して、傍から見ていても経費削減で大変なんだろうと思います。法人の持続化給付金を貰えたとしてもたかが200万円くらいでは固定費で終わりで、これからの時代固定費をどれだけ減らせるかがターニングポイントになりそうです。若い時から20年先の未来を先取りしている自分ですが(笑)、流石にコロナの世界ではこれからどうなるかなど想像も出来ません。嫁のお父さんが若い時からこれからは自給自足の世界が来ると、公務員時代から田んぼや畑を枯らさず子供に残してやると頑張って来たと言っていました。その頃は冷戦や人口爆発などで日本の食料自給率からの不安でしたが、コロナでそれぞれの国で食料の囲い込みが起きればあながち無い話でも無さそうです。野菜と米さえあれば腹を満たすには十分ですし、家の前の九頭竜川にはサクラマスやアユもいるし、山から猪や熊や狸が下りて来るのでジビエ料理も出来ます(笑)。スーパやコンビニに食料やお菓子が無くなってから初めて気付いてはもう手遅れで、普段から自然と触れ合える福井は今回のコロナ騒ぎで改めて人間らしい生活が送れる良い場所だと思いました。京都にも田んぼや畑はありましたが、ほとんどの人間は趣味で畑を借りたりの家庭菜園の感覚です。福井に来て田んぼの時期は優先して休むとか、実家で取れ過ぎた野菜の交換会などこちらでは日常の光景です。町や市、県全体がそんな感じなのに比べ、都会では一部の趣味と化しているのでは意味が全然違います。若い人が都会に憧れたり田舎では仕事や大学が無いと出て行くのは分かりますが、コロナ騒ぎで唯一良かったテレワークの充実で、これから福井に帰って来たり新しい人が移住して来たりすれば田舎も活気付いてくるかも知れません。