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2019-09-05 08:58:00
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知り合いの親で3歳の子供にお菓子やチョコレートを与えず、食事のみで健康に育てると張り切っている方がいます。これは自分の勝手な偏見かも知れませんが、そう言う人に限って自分には甘いと言うか自分が出来ないから理想が高いのか・・。別の知り合いでも子供の頃に市販のお菓子を禁止され、母親の手作りおやつを毎日食べていた人がいました。大人になって母親に感謝しているかと思いきや、子供の頃にみんなで駄菓子屋に行けなかったと恨み節の方が強いと言っていました。子供を尊重し1人の人間と見ていないので、話し合いせず強制的に支配するからそうなります。人間抑え込まれると反発するのが当たり前で、程々にいい加減(中道)の方が融通が効くしフットワークは軽い方が良いです。いい加減と言っても適当に何でもありの意味では無く、風呂の湯加減と一緒で、熱すぎず冷たすぎず調度良い(湯)加減と言う意味です。ストイックに自分を追い込んで周りも見えなくなるより、色んな所からアプローチした方が遠回りのように見えて実はなんて事もあります。柔道の日本代表が柔道の練習をするのは当然ですが、お茶やお花や習字などの時間を監督が設けているそうです。一見何の関係も無さそうですが、ゆっくり動く動作の中に素早く動くヒントがあったり和を知る事で世界を知れたりと監督が言っていました。自分も料理の勉強で食べ歩きや本屋に行ったり料理番組を見るのは当然として、フランス語やワインや生け花や美術館巡りや色んな物を見るようにしています。料理ばかりしていても思いつかなかった事が、意外な所からヒントをもらったり刺激を受けたりします。前に書いたチョコレートを禁止されている子供は、高校生くらいになって自分の自由になるお金を持つと狂ったようにチョコを食べだす可能性が高いです。嗜好品は食べ過ぎるとそれにお腹が満たされご飯が進まないのは分かりますが、それこそ親がある程度コントロールしてやれば良いと思います。極端な人ほど自己管理が出来ない自分に甘い人が多いと書きましたが、自分が辞められないからゼロにしてしまうのは違う気がします。将来子供から恨みを買う可能性が高いとだけ、断言はせずいい加減に助言して置きました(笑)。