インフォメーション

2018-04-30 15:30:00
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今日は定休日ですが明日の団体様があるので、少しこちょこちょと仕込みをしています。この前食品偽装の話を書きましたが、食品会社だけでなくスバルも燃費偽装らしいです。もちろんインプレッサを選ぶ時点で燃費なんか気にしていませんが、偽装されていい気分なハズはありません。ただ、食品と違い体に入る訳ではないので、安全面さえしっかりしてくれれば問題はありません。しかし三菱や日産やトヨタ系のスバルもやっているのに、ト○タだけやっていないなんてあり得るのかと、ゲスの勘繰りをしてしまいますが…。まあ新日鉄もやってて、最後の砦のト○タまでやってたら日本製品の信頼も終わりでしょう。高度経済期みたいに職人のプライドや企業理念だけでは、もう大企業はどうにもならないのかも知れません。いつも行っている定食屋が今年は大雪の影響で、キャベツを国産からしばらく安定するまで外国産に変えるとインフォメが書いてありました。自分はすごく好感を持ちましたし、ここは信用出来る店だと思いました。ブラックタイガーを使って車海老だと偽り、偽装がバレて叩かれていたホテルがありましたが、ブラックタイガーかて良い値段するのに全く付ける薬がありません。ブラジル産地鶏とか加工肉ステーキとか中国産ウナギとか、それ自体買い手が納得の上に購入するなら何の問題もありませんか、偽装した上に高く売るなんて金銭面と健康面の二重の被害になります。それでも偽装が後を絶たないのは大した刑罰にならず、うま味が大きいのだと思います。そう考えれば前にインフォメで書いた、スーパーで賞味期限ギリギリの商品ばかりを爆買いしていく居酒屋のオッサンの方がまだましに見えて来ました(笑)。偽装では無いし悪いことをしている輩よりはよっぽどマシですが、腐ってないとは言え美味しく食べられる期限が過ぎかけているものをお客さんに出す事自体、調理師としては救いようがありません。例えば自分で仕込んだ前菜に賞味期限なんて書いてないので、そこは自分が味見して判断するしかありません。ギリギリになる前にメニューを組んで仕込み具合を調整するのもプロなら誰でもやっている事です。それでも残った場合、味見してギリギリならブロは使わない事を選びます。食中毒も怖いし賄い用に回したり、思いきって処分する方が長い目で見れば信用に繋がるからです。仕込む前からギリギリの加工品を使う調理師なんて全くの論外ですが、世の中そんな店もあると言うことだけは知っておいた方が健康面で良いと思います。自分は利益が欲しくて偽装するならすぐに店も調理師も辞めますし、プライドまで捨てて続けるくらいなら別に調理師以外で仕事を探します。福井は求人倍率が東京の次で全国2番目に高いらしく、幸か不幸か調理師の給料位ならいくらでも仕事はありますから(笑)。