ワインに合わせて食べるつもりで遊びで作った胸肉のハムとローストビーフです。胸肉のハムはほとんど子供に持って行かれましたが(笑)。久しぶりの家飲みワインでしたが、正直コストの割に自分の好みではありませんでした。香りや糖度などは申し分無いですが、若干酸味があり飲み頃を逸したのか元々こんな感じなのかは平行でテイスティングしてみないと分かりません。ソムリエ用語では統一の認識が出来るように表現する用語が決まっていますが、一般の人には返って分かりにくいように思います。飲んだことが無い人にも伝わるような、例えや比喩はソムリエ協会の試験用ではマルはもらえません。例えばみんなが知っているような食材で言えば、濃厚なバニラビーンズたっぷりのバニラアイスとただ白いだけのカップアイスとでは味の違いが分かると思います。好きな色が赤色だとしても夕焼けみたいな赤なのか、シャア専用みたいな赤なのかで全然ニュアンスが違います。好きな食べ物はトンカツだとしても、福井のソースカツ丼もあれば有名チェーンのどこどこのトンカツ屋さんが好きだとかあると思います。虫歯になった事の無い人に虫歯の痛さを説明するには、その人が今まで感じた痛みの中から例えをチョイスしないと説明出来ません。ワインも同じで飲んだ事が無い人にどんな味かを説明するのは難しいので、そこからソムリエ用語が生まれたのだと思います。子供に飲ますにはまだ早いので英才教育で香りだけ嗅がせておきましたが、嫁と2人で香りを開かせるのにワイングラスを回していたら、真似が流行りなのか自分のオレンジジュースのコップをクルクル回してほとんどこぼしていたのは笑えました(笑)。