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訪問をありがとうございます。
今日は朝から天気が良かったため、子ども達と遊んだ後、午後から仕事に出ました。
と言っても、ガッツリ仕事をしたわけではなく、14時から2時間認知症カフェに参加したり、認定調査を行ったりしていました。
これから調査票5件を仕上げなければならず、それが一番の気の重さでしょうか?
まぁ、文章力が上がると考えて、楽しみながら取り組みます☆
皆さんは、充実した休日を過ごせましたか?
さて。
今日は参加させていただいた認知症カフェでの出来事を書かせてください。
これは、地域のNPO法人が主催しているカフェですが、仕事を持ったご家族などでも参加ができるよう、毎月日曜日に開催しています。
始めた当初は数名の参加者で、ボランティアの方々の方が多いんじゃないかという勢いでしたが、今回は36名の参加がありました☆
また、回を重ねるごとに輪が広がるだけでなく、参加者同士でのやり取りができるようになっています。
これって、本当にすごいことだと私は思いますし、頑張って継続しているNPOを尊敬します。
そして、以前もここに書いたことがありますが、当区では認知症カフェを推奨しており、区の助成というものを行っているのですが、その要件の中に、『介護等の専門職を2名以上配置すること』というルールがあります。
まぁ、認知症の相談に来た方に対応するための必要事項としてはわからんでもないのですが、これが、一般の方々が始めるには高いハードルとなっているのも事実でして。
NPO法人もそこがネックになっており、毎月ヒヤヒヤしながら会を開いているので、当社で行っている『地域を考える会』でアナウンスしていました。
が、それでも『確実に確保』というのは難しく、どうしようと悩んでおられたので、(ちゃんと区が関わっているセキュリティーのしっかりとした)SNSを利用して、当地域の専門職の皆さんにお声掛けしたのですが、本日は1名の方が来てくださいました。
なぁんと、単独居宅の管理者です☆
その方は来月の担当専門職になっていただけるということでしたが、今月、様子を見たいからと自ら足を運んでくれたのです。
ありがたいですね。
私としては、専門職に周知を促しただけですが、結果、行動で反応を示していただける地域の専門職にも敬意を持っています。
地域の医師は、『どうしても人数が足りない時は、必要人数を書いて流してください』と言っていただけたり、グループホームの管理者は『必要であれば、ホーム内の職員に依頼するので声をかけて』と言っていただけたりと、地域の暖かさを感じるアクションでした。
NPO法人の方にその旨を伝えると、とても気持ちが軽くなったと言っていただき、皆がカフェを通じて繋がっていけばいいなぁ、と嬉しく感じると同時に、そろそろ自分のお手伝いも終了になるかなと、寂しくなったり。
また、このNPO法人で活躍してくださっている方に、来月開始のサービスB担い手をお願いしたのですが、『できる範囲でなら良いですよ』と、快く受けていただくことができました。
そして、毎月作品作りをしてくださっているボランティアの先生にも、『もし、私たちが必要だったらお手伝いしますよ。声をかけてください』と、嬉しいお言葉と名刺をいただきました(本当に素晴らしい作品を毎月用意してくださる先生なのです)。
地域で無償の活動をするって、一見すると何の得もない、心に余裕がある人だけの慈善事業というイメージがあるかもしれませんが、私がこういう活動に積極的になれるのは、こういう『人と人の関わり』に触れることができるからです。
これって、お金など目には見える報酬はありませんが、心の暖かさや人と人の繋がりの大切さを受けることができます。
自分自身が資源になることで、地域のお役に立っているという、承認欲求を満たすことに繋がっている人もいるでしょう。
それって、何ものにも代えがたい大切なことだと私は思います。
そして、そういう活動をしている方は、声に出して、活動をアピールして欲しいと思います。
明日からは月末の慌ただしさが始まるでしょうが、その前にたくさんの元気をいただきました。
あ、でも、これから取り組む認定調査で、もらった元気を使い果たしてしまうかも・・・。
とにもかくにも、認定調査を頑張ります☆
皆さんは、地域活動に何らかの貢献をしていますか?
訪問をありがとうございます。
先月から始まった紡ぐ会活動で名古屋研修というものがあるのですが、一昨日夜から昨日にかけて行ってきました。
私は24時間に一回は自分の時間を取り、出来事の整理をしないと気が済まない人間であり、15分以上の空き時間がある時は喫茶店に入るという『ルール』を自分で作っているのですが、名古屋に行った際は、名古屋駅内にある『カゴメ』のお店に行きます。
それでですね。
カゴメと言ったらトマトジュースか野菜ジュースという頭がある私は、喫茶店で『普通だったら1本100円で買えるジュースだよな』と思いつつ450円の野菜ジュースを頼むのですが、カゴメといえど、一番の売れ行きはコーヒーなのだそうで(定員談)。
それって、珈琲館に付き合いでもなんでもなく一人でふらりと入って、『オレンジジュースをください』という客と似ているなぁ、なんて、どうでも良いことを考えてしまいました(あぁ、前置きが長くなってしまった)。
さて。
当社には書籍専用の棚を設けていますが、それが既にいっぱいになるくらいの状態です。
研修で学ぶ知識も良いのですが、ある項目を深く学びたい時は書籍に頼るというのが私の考えです。
ちょうど6月にアセスメントの講義を職能団体で行うため、『そろそろ資料の準備をしないとまずいよなぁ〜』と思い、ネットで専門書を数冊購入しました。
内容は、『質問力』についてです。
アセスメントといえば、課題分析とセットで考えられたり、23項目というアセスメント項目で『何をきくか?』という部分にフォーカスされがちですが、実は、私の中では『質問力を上げる』ということが、今のケアマネジャーには何よりも大切なのではないかと思っているのです。
というのも、私たちのアセスメントでの一番の目的は、『利用者の課題を引き出すこと』であり、それは23項目というツールよりも大切なのではないか、と思うわけで。
的確な課題を利用者自身が気づかないと、的確な分析もできないのではないかと思うわけで。
と、そんな理由で、アセスメントといえば『質問力と面接力』に繋がってしまった私です。
そこで、本を購入する際の昔からの習慣ですが、専門書を購入する時は、同じ量の一般書を購入するようにしています。
これは、専門書を読む前に、そもそもの一般教養程度の知識を先に入れておかないと理解が薄まるということと、専門バカになりたくないと考えているからです。
インプットは専門知識でも、アウトプットは一般の方々にするので、専門用語をわかりやすく伝えるツールとして、『専門書とセットでそれに関連する一般の書籍を購入している』といえば、理解していただけるでしょうか?
今回は、茂木健一郎先生の『最高の結果を引き出す質問力』という本を購入しました。
『最高の結果を引き出す』という文言に惹かれたというが購入の理由なのですが、『最高の結果を引き出す』と言い切るところがすごいと思います。
いやぁ、頭の良い方って、どんな難しい話でもわかりやすく書いていただけるのでありがたいです。
基本的には、斎藤孝さん、茂木健一郎さん、池上彰さんの本が好きなのですが、人にものごとをわかりやすく説明する能力に長けている方は尊敬します。
あ、ちなみに専門書の方は、以前から購入予定だった『対人援助のための相談面接技術』と、精神保健福祉士や社会福祉士の方々が愛読?していると言われている『面接法』という本です。
私はオタクなので、書籍を読むのが大好きです。
そして、それをすぐに実践に活かせるケアマネジャーという業務をありがたいなぁ〜と思います。
皆さんは、最近、どんな本を読みましたか?
読みたい本はありますか?
訪問をありがとうございます。
今日はちょっと疲れているため、前置きなしで本題に入ります。
政府系ファンドとセントケアホールディングは14日、ケアプランの内容を人工知能(AI)が提案するシステムを手がける新会社を設立したと発表しました。
世界初、AIによる自立促進・重度化予防のケアプランを提供する新会社への共同出資に関して
まぁ、以前から『やるよやるよ』と言われていたことなので、そのこと自体に特段の驚きはなかったのですが、その手法について書かれていたのは新たな気づきでした。
曰く、『利用者の心身の状態をブラウザで入力すれば、ケアプランの原案が自動で提示される仕組みで、ケアマネジャーがそれを確認し、本人の希望など様々な要素を加味して、最適なプランに仕上げる』のだそうで。
一見、『余計に手間がかかっていないか?』と突っ込みたくなるようなシステムですが、これって、『今のケアマネジャーの課題分析はアテにならないよ』と言われていると、私は捉えました。
そして、開発者たちは最終責任は負いたくないから、『個別性』と『利用者本位』を盾に、ケアマネジャーに最終責任を押し付けようとしているんだろうな、と考えました。
どんな方法でも、それが有効な手法であり、利用者の自立支援や社会保障の継続に繋がるのであれば、やる前から反対はしたくないと、個人的には思います。
同時に、『あなた達(ケアマネジャー)の課題分析・ケアプランはダメよ』と評価されたことを、深く受け止める必要があると思いました。
そして、AIの作成した原案を持って、『こんなん出ましたけど』と利用者に提出する姿って、かなり恥ずかしいよな、と思ってしまった私です。
まぁ真面目な話、原案の修正の仕方というか、やはり利用者の意欲を引き出すスキルを上げていかないといけないな、と、自分自身を振り返って反省しました。
皆さんは、この記事を読んでどのように感じましたか?
訪問をありがとうございます。
今日は、4ヶ月半ぶりに美容室に行ってきました。
美容室に行くと3時間以上の時間を割かれる私としては、行くこと自体にかなりの勇気を伴います。
というのも私は癖っ毛で、そのまま伸ばすと、いい感じに『何か、かる〜く遊んでいる人に見えてしまう髪型(この表現、わかってもらえるでしょうか?)』になってしまうのです。
『相談援助者に適さない髪型』と表現すればわかってもらえるでしょうか?
そんなわけで、基本は縮毛矯正をかけているのですが、この3時間が私にとっては苦行以外の何者でもなく。
あぁ、本当に地毛がストレートの方が羨ましいです。
さて。
今日は、ちょっと(かなり?)辛口な内容です。
反感を持たれるかもしれませんし、私の価値観での記載なので、虫の居所の悪い方は読まないでおくことをお勧めします☆
読んだ後に怒らないでくださいね。
というわけで、今日は長いタイトルをつけてしまいましたが、昨日行われた職能団体での勉強会で、ファシリテーターの方が仰った一言です。
『英単語を知らない人は英語を喋れないように、相談援助の技法を知らない人は相談援助者になれない』というもの。
それを聞いた時、『なるほどね〜』と、納得してしまいました。
英単語を知らない人は英語を喋れない。
確かに☆
ただ、ケアマネジャーでも、多分恐らくですが相談援助の技法を知らない方は結構な割合でいると思うのです。
でも、ケアマネジャーとして業務を行うことができている。
この現象は一体なんぞや???
と考えた時に、気づきました。
『だからケアマネジャーは質を常に問われるんだ』ということに。
ケアマネジャー向けの研修って実に様々なものがありますが、実は、対人援助の技法を取り扱った研修って少ないんですよね。
そして、『実地指導対策』とか、『業務の効率化』とか、『ここを押さえておけば大丈夫』という、手法に偏った研修は、間違いなく一定の集客率を担保することができるんですね。
本質的な部分の専門性の向上ではなく、小手先や手段の研修に人気が集まってしまうのは、何とも残念なことだなぁ、と感じました。
ちなみに私は、『ケアマネジャーとしてのスキルをあげたいんです』『経験から学んでいます』という方のスキルは、個人的に信用していません。
なぜなら『スキル向上』を希望する方は、そのことを口に出すことで満足している人が多いから。
本当にやる気のある方は、積極的に研修に出席するという『行動』に起こしていますからね。
また、『自分の経験』ほどアテにならないものはないです。
きちんとした技術というのは、概念化されたものを座学で学び、自分の腑に落として実践し、その振り返りを行って初めて身につくものだと思っています。
一概に『経験=スキルが高い』ではないと思うのです。
ちなみに、相談援助技術がなくともケアマネジャー業務ができてしまうのは、『実は相談援助を行っているのではなく、利用者の希望を聞いてサービスを組み合わせるプランナーになっているから』です。
そのことが良いか悪いかは置いておいて、ケアマネジメントではなくプランナーは多いなぁ、と、最近は感じます。
本質がわからないから、目的や根拠を理解できないまま業務を行ってしまう。
だから不安がつきまとう。
簡単に『聞いてません』『教えてもらっていません』と言う(たまにいるんです。先輩に何でも教えてもらえるのが当然と思っていて、その言い訳が通用すると思っている方)。
それを批判するつもりはありませんが、確実にケアマネジャー全体の評価に影響を及ぼしていると思います。
運営基準すら理解していなくてケアマネジャーをしている人って、以外に多いかもしれません。
それって、第三者の納税者からみたらどうなのでしょう?
どんな仕事でも頑張ることは大切で、私の知る限り現場のケアマネジャーは皆さん頑張っているわけですが、だからといって、ただ頑張れば良いわけでもなく、結果を出すこともそれなりに必要なわけで、ケアマネジャーとしての仕事を行うのであれば、結果を出すために専門性を上げる努力は必要だと思うのですよね(わざとまどろっこしく書いています)。
頑張り方を見直すことも大切だと思うんですよね。
近所のおばちゃんでもなく、親切な隣人でもなく、少し介護についての知識を持っている人でもなく、私たちは『介護支援専門員』という資格で対価を得ているわけで。
何て書くと厳しく感じるかもしれませんが、今後はケアマネジャーの存在意義が問われるため、一人ひとりのケアマネジャーの心構えというものが、とても大切になると思うのです。
過去の私たちの言動が今の私たちの地位を築いており、今の私たちの言動が未来の私たちの地位を築いていく。
当たり前のことではありますが、もしかしたら、『ケアマネジャーの質の向上』を、自分ごとじゃないとと捉えている人がいるかもしれないと思い、書かせていただきました。
私は、自分の相談援助について100%の自信を持っていません。
だから、技法を学んでそれを腑に落として実践し、振り返りの中で自己覚知をしています。
これって時間と手間と勇気のいることですが、これを地道に繰り返すことでしかスキルの向上はできないと思っているので実践していますし、そのことを特段すごいこととは思っていません。
ルールを踏まえた上で個別性を尊重する。
個別性を理解するために、専門知識や相談援助の技術を上げる。
シンプルなことだと思うのですよね。
皆さんは、自身の相談援助者としてのスキルをどのように評価していますか?
また、その向上の為にどんな取り組みをしていますか?
訪問をありがとうございます。
どうでも良い話ですが、昨夜、小学校と中学校の年間行事を確認したところ、見事に名古屋出張と小学校の運動会が重なっていることが判明しまして。
私一人の調整では済まないため、今年度の運動会は不参加となるのですが、家族にはブーイングでした。
皆さんは、新年度の予定を把握しておられますか?
さて。
今回は、平成28年度ケアマネジャーに関する調査結果について書きたいと思います。
全部で307ページありますので、興味のある方は目を通してくださいませ。
昨年11月に行われた調査結果についてですが、特定事業所加算の取得状況等について書かれています。
こんな感じです(数値は平均値)。
・特定事業所加算Ⅰ〜Ⅲを取得している事業所は概ね全体の3分の1。
・併設居宅介護支援事業所は全体の9割。単独居宅は1割弱。
・1事業所の常勤換算は3.2人。
・常勤担当件数は32.0人。常勤換算利用者数は25.2人。
・1事業所担当利用者数は82.8人。
・女性のケアマネジャーは81.1%。
・年代別では50代が一番多く34.9%。
・主任ケアマネは32.6%。
以下、割愛。
この辺については、例年と大差なく『そうね〜』という状況でしょうか?
ちなみに、私が注目しているのは、35ページ以下の内容です。
この質問項目と集計結果から出てきた数行のコメントに、時期改定の布石が潜んでいると思うのは、私だけでしょうか?
医療連携・看取りについては、35ページから83ページまでと、実に50ページ近い量を割いています。
また、その後は、法人内の紹介率(いわゆる営利誘導)について書かれていますが、これについては『営利誘導はしていませんよ』という結果に収まっています。
きっと、『公正中立を謳うなら、単独居宅の加算なりをつけろ』という意見を封印したいのでしょう。
こんな感じで調査結果を見ていくと、なぁんとなく、今後の議論の内容が透けて見えるというか、今後、課題となる部分が見えてくるというか、そういうものを感じます。
307ページというと膨大な量に感じるでしょうが、内容的にはさらっと読めるので、興味のある方はご一読いただけたらと思います。
そして、一人でも多くのケアマネジャーに『自分たちの課題と求められている役割』を認識していただけたら嬉しいなぁ〜、と思います。