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2020-05-31 01:58:00

「種を制するものは世界を制す」

かつての種苗業界で言われていた時代があるそうです。

 

f1という交配種によって、種の可能性は無限に拡がっていた。

新しい品種を生み出せば万倍の価値となって返ってくる…

それがビジネスとしての可能性

 

もう一つ、

「種を支配すれば社会の構造に影響を与える事ができる」

という政治的な意図を示唆しています。

 

 

本気でそんな事考える組織などあるのか?

アメリカかロシアの企業なら考えそうな事だ、と思わなくもないですが、悪名高いモンサント社であっても、99%の社員はまともな人ではないか?

 

支配には及ばなくとも、負の方向へ転じる可能性は、世界の構造が変わった時はあり得ると思います。

内部での経営破綻、独裁者の支配、戦争、自然災害、パンデミックでなら。

 

種苗法の改正は色々と不安視されてる事があります。

「国内に出回る種子の高騰、

それに伴う生産物の高騰、

品種の絶滅、

外資企業による種の支配」

です。

可能性を危惧するだけで平時は何も起こらないか、起こっても気付かないほど緩やかに移行するかで、不安視してる側としても思考停止してしまうのが常ですが、今のパンデミックが社会の構造に変化を与えたなら、負の方向へ向かう可能性はあります。

 

自分の情報としてはまだ「噂」のレベルですが、アメリカやオランダで種の買い占めが起こって、来年日本に種が巡ってこない、という話が伝わっています。

日本の種苗メーカーの種を委託されて生産するのは、アメリカや中国等の外国の企業です。

 

日本の現政権が経済重視、大企業優先という方向性なのだから何を言っても変わらない、と皆思うと思います。

でも今回の有事が続くとしたら、構造が変わる可能性があります。

 

 

日本の食糧と種に対する意識を少し高めてみて下さい。