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2020-04-30 21:57:00

今更ですが…

人が求める情報が性急なものである場合、素人の自分が推論しても役に立ちません。

科学とフィジカルな力にはいつだって敗北します。

 

ですが、自分が物語や概念的に捉える事に能があるのでは?というのが、最近の自分の発見です。

それが己の役割ではないかと敢えてその思考に留まりたいと思います。

実用性はないかもしれませんが、そんな視点で見て下さい。

 

 

新型ウィルスは都市部で発生するといいます。

その理由は、森林の伐採による生態系の破壊の中で、本来出会うはずのない動物同士の接触により、壁を越えて人への感染をもたらすという説が有力かと思います。

過去のウィルス、病原菌の流行も、未開の土地の生態に触れる事で起きる様に思います。

そして生態系は人間を食物連鎖の頂点とした場合、

哺乳類から魚類、虫の類いまで、毎日絶滅種が発生してるといいます。

人類が繁栄するだけ生態系はピラミッド型からキノコ型に変化していると仮定します。

生態系ピラミッドの中産階級が抜け落ちた状態では、上の階層の人間が襲われるのは当然の事です。

都市化が進むと森林が無くなり、多様な生物がそこからいなくなり、鳥やネズミ、そしてコウモリの様な小動物だけが取り残される。

その小動物に共生、寄生している菌やウイルスは絶滅を逃れるために近くにいる人類に着床せざるを得なくなる。

人類にとってのコロナが未知の存在ですが、ウィルスにとっても人類は未知の惑星です。

ウィルスにとっての開拓は、困難な道のりでしょうが、何億年も培ってきたであろう繁殖能力は圧倒的な失敗の連続の中で成功を発見し、種を存続させてきた。

その合理性は生物というよりはコンピューターに近いモノの様です。

人類がインターネットの概念を受容し、拡大するという事は、同時にウィルスにも適合性をもたらしてるという可能性もあるのかもしれません。

 

未知との遭遇に人類が考ずる手段は根絶か対話?

根絶は失敗すれば、禍根を残す可能性があり、彼らはゲリラとして、常に人類の脅威として潜伏し、他のウィルスや病原菌同様ワクチン開発との鼬ごっこになる。

これが人類が今まで繰り返してきた無難な手段です。

 

対話の場合、彼らとの間に通訳者が必要になる。

その通訳者として一番なのはルーツとなる哺乳動物自信が持つ抗体であったり、共生する微生物(菌)かもしれません。

集団免疫という手段がある様ですが、人類自体が既に持つ免疫力だけでは、いつかウィルスはその壁を乗り越え、今を耐えている日本人といえども突破されてしまう可能性があります。

人類は自然から対話できる通訳者を早く味方にしなければならないのでは?と想像します。

 

研究者は温床である人間がいなくなっては、ウィルスも生き残る事ができなくなるので共生しようという意思がある、様にいいますが、もしウィルスが自動的な存在だとすれば他種族を滅ぼすまで止めないし、今まで滅んでないからこそ生き残っている、と考えられます。

だから人間の方から共生する手段を模索しなければならない。

 

キノコ型の生態系をピラミッドに戻そうとするのが自然の摂理ならば人間層の一角を崩そうと頑張る力が働く。

それを回避するには生態系の厚みを増す必要があるのかなあと。

そう考えた場合、生態系の多様性は重要です。

ただし、これは人間中心の多様性という事になるかもしれませんが。

人間の獲物は同時に人間の味方でもあり、人間より減らしてはいけない。

そして自分は菌類の厚みが重要と考えます。

人間とウィルスの対話の通訳者が菌であり、農業従事者はプロトコルであるとする。

そうすると自分の仕事は意味があると思えるのです。