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2020-01-18 22:07:00

有機JAS認証の取得を検討してます。

有機JAS認証を持っていないと、”有機農産物、有機農家”とは公に認められません。
「ユウキ、ユウキ」と散々宣伝してますが、私は現在、”エセ有機農家”です。
当初はあまり関心が無かったのですが、最近は公式に認められる事も必要かと考える様になりました。

取得しない理由は他にもあります。それは

①畑の大半が他の人の畑と隣接しており、隣が農薬を使用してれば不認可になる為、不適とみなされる事が予想できる
②査定に毎年一定の審査費用と書類提出の手間が掛かり、小規模多品目栽培ではむしろ負担になる
③支持者の方でさえ半数は有機JASに価値を感じていない
④審査費用が掛かる分、商品の値段に反映され、敷居が高くなれば直売ではむしろ支持を失う為

です。


長野県に限らず多くの生産者は有機にしたくても、小さい畑(各畑、地主が異なる)の分散や少量多品目栽培という壁があり、JAS認証を取るデメリットの方が大きいと感じる人は多いのではないかと思います。

しかし自分の場合、規模と販路を拡げれば拡げるほど、多品目でやっていく事が難しくなり、単品目を一つの柱として集中する必要が出てきました。
認証を得られる畑が増えてきたという事もあります。
もともと関心の無い消費者に支持してもらう事の難しさも、
5年間、直売に出荷して感じた事です。


方向性に迷いがありますが、この先、

多品目栽培にするにせよ、大規模化するにせよ、
有機農家と公認される事は間違いではないと思うのです。