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2019-11-30 23:50:00
ニンジンを収穫してます。
今年はおおむね形も大きさも良好です。
虫の食害の少ない無農薬野菜の代表格、ニンジン。
本来発芽さえしてしまえば半分成功したようなモノで、雑草さえどうにかすれば、栽培の容易な野菜と聴いていました。
しかし自分の場合なかなか上手くいかず、
発芽に失敗もするし、発芽しても土がガチガチに固く、
生長が遅く、折れ曲がったり、先細りしたり、
の繰り返しでした。
根菜が育つには土壌を有機物で満たすことができてから初めて容易に育つと言えるものの様です。
私の畑は標高の低い山のふもとにあり、土は粘土質で、根菜は栽培しにくい地域です。
しかし粘土質の土で野菜を育てると生長にストレスがかかり、植物ホルモンを生成するため、その結果味を良くすると言います。
今年のニンジンの畑は粘土質と有機物の量がちょうど良いバランスで機能しました。
”屈折”する事4年、ようやくニンジンも堂々”ムノウの野菜”と言える事ができそうです。
”人参讃歌は有機の讃歌
生命の有難さは有機物の有難さ
有機農とは有機物から微生物を介す事でエネルギーを作物のものとする事
化学肥料やストレスの無い環境で育った人参は有機物の有難さを知らない
有機物の有難さを知らずに育った人参にとって微生物は無きに等しい存在
微生物無き生命は生ける屍も同然!”
なのです。