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2019-09-19 05:59:00
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お隣の畑の草刈りをしてます。

 

今年、私の畑の両隣りの地主さんが高齢で畑仕事をできなくなり、引退される事になりそうです。

 

この見渡す限り一帯の地域で農業をしているのは、自分含め3,4件になってしまいました。

 

やる人がいなければ自分が借りようと思ってます。

 

日々、草管理に追われます。

しかし、雑草が生い茂る畑には一つ良い事があって、その畑を耕作すると野菜の育ちがすこぶる良いのです。

有機物が堆積して、良い堆肥になり、微生物が繁殖するからです。

 

土を育てるという意識ではいますが、毎年野菜を収穫し、更に一年二作とかやってると土は痩せていく様です。

収穫した相応の分、肥料を入れなければなりません。

一年一作、時には一年無作によって、土は消耗せずに豊かになっていくんじゃないかと思います。

 

 だったら「土を育てる」って意味は何だろう?

「土は勝手に育つ」じゃないかとなってしまいます…よね⁈

 

 

先人達とから伝え聞く話をまとめて考えると、人間が食べる野菜を、さらには同じ作物を、同じ土地で育てる事によって、ウリならウリ、ナスならナス、に“微生物がカスタマイズ”していくのではないかと思います。

連作すると障害が出るというのが農業界の一般知識としてあるんですが、多作で畑を酷使すると土自体消耗してしまうから、そして化学肥料と農薬を使うと微生物が根付いていかないからではないかと思います。

 

“雑草半作=堆肥化”と“微生物のカスタマイズ”によって土が育つと、肥料にもあまり頼らなくて済む様です。

 

 

管理できずに畑を荒野にしてしまうのか、本当に今の段階ではギリギリで、拡大していく事にリスクはあるのですが…

上手く活かせる可能性はあります。

 

畑を酷使せず贅沢に使って、肥料も使わず省エネに、自然に負担の無く、人間に安全な農業ー

 

もしかしたらこれか未来の農業では⁉︎

と思い至った訳です。