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2019-04-23 06:24:00
ナバナが青い理由は“チッソ”が十分効いているからです。
追肥すると植物は若返りします。
化成肥料のチッソは追肥しやすく、長く収穫する事ができますが、調整しやすい一方、過剰になりやすく、酸化して腐敗や環境汚染の原因にもなります。
有機肥料ではチッソ以外の色んな成分が混ざっていて、効果も遅く、また虫を呼び込んでしまう為、有機農業ではあまり追肥には使えません。
ナバナの茎が赤紫色になる理由はチッソ不足による老化現象です。
老化すると抗酸化物質を出して、赤紫色に変化します。
着目してもらいたいのですが、
「若化という現象は酸化(老化)物質を産生」し、
「老化という現象は抗酸化(抗老化)物質を作る」
のです。
どっちが正しい?という問いじゃないんです。
自然は老若さえも偏ったら調和しようとするのだ、と。
日本人は、見た目の若さを特別、気にします。
それが“まだ”自然です。
でも今後10年,20年先、見た目を気にしているか?
平均年齢が60歳を超えるのにです。
そこに価値を感じているだろうか?と。
おそらく、外見よりも中身を重視する様に変質するんじゃないか、と思うのです。
人間体内の微生物を含めた群体の意思として。
そこに機械化がどれだけ対抗するのか?ありますが…
映画の「マトリックス」の世界が一番近いのは日本です。
機械に身を委ねたら、自然と腐敗するんです。
我々日本人は勇気(=有機)を持って立ち上がらねばならない!
という事になってしまうのでした。
(これは有機農業の宣伝です。政治的な示唆ではありませんので御了承下さい)m(__)m