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2019-03-03 21:57:00

生産量世界一の作物は砂糖キビだそうです。
世界の平和は砂糖があるから保たれているのではないかと思います。
有機農業の微生物も糖蜜で培養します。
善玉菌も悪玉菌も糖分が原動力。
彼らが砂糖を奪い合う関係にならない限り、人類も概ね平和なんじゃないか、などと思います。
しかし、糖分過剰が現代病を蔓延させる原因でもあり、「糖質OFF」思想は世界中で拡大しております。



自然農法を一反の畑で始めて3年目になります。
きっかけはお客様からの依頼が偶々回ってきたもので、自分としては「無肥料で野菜が育つ…おもしろそう」で始めました。

条件は大まかにいうと、
・外から肥料や堆肥を持ち込まない(畑の野菜残渣や近くの自然にある落ち葉等を利用するのは良い)
・種を毎年自家採種して更新する(F1種からの採種も可)
の二つを守る事です。

自然農は人によって色々考え方があると思いますが、どういうメカニズムか考えますと、”断食”に近い様に思います。

断食をすると、腸内の微生物は栄養を一時吸収した排泄物、代謝物を再利用して栄養を取り込もうとします。
この後、腸内から不純物が一掃され、食事を流動食や野菜で腸内を正常に戻していく事で体はゆっくりと健常に…となりますが、ここで人体を維持する役割をした微生物こそが大きなエネルギーを産むのではないか?と考えます。

畑に居る微生物も栄養が無くなると、野菜の残渣や土壌の底から栄養を探り出そうとする。
大気や鉱物から本来取り出せなかった固定された栄養素を利用する菌が増えて植物が育つ。
その種を更新する事で野菜が自活性化し、無肥料で野菜が採れる様になる。
というメカニズム。(仮想)

まだ3年前に投入した肥料分が残っていたので割と収穫出来てましたが、これからが苦しい時だと想像してます。
可能性は未知です。