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2019-02-08 23:07:00

発酵と腐敗は自然の中で絶えず繰り返されていて、それによってエネルギーの循環が保たれています。
しかし発酵した物、漬物やヨーグルトが腐敗する事はあっても、腐敗した物が発酵することなんて見た事が無い。。

…と思っていたけど、そういうヤツ(微生物)がいるんです!



「赤い微生物」。
これは「光合成細菌」と言い、田んぼや泥沼の中に住んでいます。
腐敗を食べ、発酵に変える菌で、EM菌の主な微生物資材として一般に広まっています。

毎年、土着菌を採集して培養しますが、光合成細菌のいる様な所からは採集した事はありませんでした。
何とか地元の細菌を活用したいと、たまり水の中から採集を試みていますが、現在は気温が低すぎて培養できてません。

今春は市販されているEM研究所の光合成細菌を米糠ぼかしに混ぜて散布する事で効果を試してみたいと思います。

なるべく土着の光合成細菌を利用したいと思っています。
市販のは沖縄産なので、寒さに弱いかもしれないし、クロマニョン人とホモサピエンスくらい違うかもしれないし、自分で作る事に意味があると思うからです。

有機農業の本当の価値は、大企業の様な大きな意思に飲み込まれず、自活できることなんじゃあないか?
と、細菌は思います。

なんであれ”赤の微生物の力”に期待したいと思います!