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2018-08-10 21:46:00
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春の今年、種子法の廃止に伴って国産・地産の種が失われる懸念が北信の有機農家の間で強まり、種を守る試みが行われています。

長野市の西山地方にはいまや絶滅寸前という国産種子を生産している種苗会社・山峡採種場があり、山峡さんの協力で野菜の種採りを始める事になりました。

 

農家になって良かった事、といえばトマトを死ぬほど食べられる事です。

トマトはすごい野菜です。

いくら食べても食べ飽きない不思議な野菜。夢の様な食べ物。

農家になって唯一ブルジョアジーな気分を味わえる野菜の王様。。

 

…を足で踏みつけます!

踏みつけて果肉を発酵させた後に、種を洗い出します。果肉は全部畑の肥やしに。

これにエクスタシーを感じられたら最高なんですが、残念ですがもったいねー、の気持ちの方が強いです。

そして時間が無い。

トマトに限らず殆どの野菜は採種時期と出荷のピークがまるかぶりするので、生産農家と採種農家は同時というのは難しいです。

山峡採取場が委託している採種農家は現在150農家で、平均年齢は75歳と聞きました。

生産農家の平均は確か65〜70歳くらいだったと思いますので、より厳しい現実があります。