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2018-01-20 00:48:00
長野の冬は野菜の生長がストップしてしまいます。
野菜の育たない冬の間に”ボカシ”というものを作ります。
”ボカシ”は微生物の塊で、米ぬかと籾殻を混ぜた物に土着菌を培養させて作ります。
これを春、暖かくなった時に肥料や堆肥と同時に畑にまく事で更に畑中で菌を増やしていきます。
「畑全体を糠床にして、そこで野菜を育てている」様なイメージです。
だからそこで育った野菜は漬け物に近い半発酵食品ではないかと私は思っております。
農薬散布をしないという事は、食べる人の安全の為という側面もありますが、漬け物に農薬は普通掛けないし、畑に撒けば微生物が死ぬのでこの栽培法にとっては無意味な行為、という事になります。
土を育てる=畑を微生物で満たす事が健康な野菜を作ることに繋がり、また土壌の流出防止や生態系維持等の環境保全にも繋がると思います。