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2017-10-27 23:32:00
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今日大きい物から無作為に採ったサラダカブ。

内、虫喰いが半分以上になりました。徐々に増えている傾向があります。

虫の食害が出る理由は、一つは前作の野菜残渣や雑草が未熟物として残っていた為に虫が増えてしまうという事があります。

残渣の処置が適切でない農家としての未熟が一つ。

ですがもう一つ、サラダカブは人間の好みに合わせて開発されたF1種だから、という事があります。

このカブは表皮から中まで柔らかく、虫に対する抵抗力が弱いのだと思います。

実際、隣の畝で栽培してるカブの食害はアヤメ雪は少しだけ、赤カブに至ってはゼロです。

去年栽培した普通の白カブも被害はほぼありませんでした。

サラダカブは慣行(農薬を使った)栽培向きです。

人間の嗜好と向上心が美味しいF1種サラダカブを産み出し、同時に自然に対する抵抗力を無くしてしまった、というわかりやすい例です。