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2017-01-27 18:22:00
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冬の間、ボカシ肥料を作ります。

ボカシは米糠を発酵させ土着菌を隅々まで行き渡らせた微生物資材で、これを畑に散布してすき込む事で微生物が活性化し、野菜が育つ為の土壌調整と栄養になります。

一年では効果ははっきりとわかりませんが、何年も使い続けると土も肥え、連作障害の影響も出ません。自分が教わった有機農業の要と言えると思います。

 

写真奥は今年のボカシです。

手前のカブ、玉レタスほどの大きさもあるおばけカブですが、普通の品種のカブのこぼれ種です。

このカブの下は去年ボカシを作った場所です。

化学肥料を与えればこういうカブにできなくも無いのですが、ただ米糠や有機肥料を与えただけではここまで大きくなりません。

この土で微生物の土壌分解がさかんに行われた結果、カブが健やかに育ったモノと思います。

全ての畑がこの様な活力のある大地になる事を目指して、冬も休まず活動しております。