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2016-06-28 06:01:00
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農薬を使わないキャベツは通常、他の野菜と比べても特に虫の食害に遭いやすく生き残る事が簡単ではありません。

不織布トンネルでシェルターを作り自然から隔離させる事によって、ようやく商品のキャベツとして出荷できます。

 

去年使用した不織布に穴が空いていたり、作業が追いつかず被覆した頃には卵を産み付けられていたりで今年は1,000株のキャベツが被害に遭いました。

私自身の経験不足と管理の甘さのせいでもありますが、資材と手間のコストは決して安いものではありません。

春から6月までの葉物野菜はほとんどがこの方法で生かされています。

 

自然のままでは無農薬野菜は商品として成立しません。

だから農薬や化学肥料も必要になるわけですが…

たかがキャベツといわず、野菜の価値を日本の消費者に見直してもらいたいと私は思います。