インフォメーション information
マーラー交響曲第4番「鈴」への想い
和み交響楽団第23回定期演奏会のメインプログラムである、
マーラー作曲交響曲第4番は「鈴」が非常に重要な役割を担う。
スコアにはドイツ語で「Schelle」と書いてある。
僕は、「現世と天上を繋ぐ特別な音」が欲しいと思い、打楽器の北村君に相談した。
僕のイメージの元になった3つの画像をお見せしよう。
1.牛の博物館のイベントフライヤー(右上のブータンのカウベル)
2.マーラー6番初演当時のカリカチュア(ラチェットのとなり)
3.小学館「独和大辞典」の挿絵
北村君は「Schelle」を自作してくれた。
大変感謝している。
形は上の画像とは異なるけれど、
まさにイメージ通りの「現世と天上を繋ぐ音」となっている。
ぜひぜひ、京都コンサートホールでこの「Shelle」の音を聴いて欲しい。
エリザベス女王記念金貨、やっと届きました。
和み交響楽団、第23回定期演奏会で演奏する、
エルガー作曲、管弦楽のための独創主題による変奏曲作品36「エニグマ」
その第13変奏で、今回ティンパニの北村君にお願いして、
小太鼓のスティックではなく「コイン」で演奏してもらう事になった。
エルガー本人とティンパニ奏者との会話の記述から「コイン」使用となったのだが、
その時に使用されたコインはどのようなものだったか・・そこまでは書いていなかった。
会話のなかに「金貨」という文字も見られたが、これはジョークの一部なので、
演奏では絶対に使われていない。
でも、ちょっと茶目っ気をだして、僕が手に入れた金貨のレプリカで本番やってもらいたくなった。
本当は、昨日のリハーサルで試す予定だったのに、
今日の夕方に、キルギスから中国の運送会社によって運ばれてきた。
試演は7月17日に持ち越された・・・使ってもらえるかなあ?
エニグマの奏法について藏野的には大発見!・・すでに常識ならごめんなさい。
和み交響楽団第23回定期演奏会での、
エルガー/「エニグマ」変奏曲第13変奏の演奏では、
ベーレンラーター版スコアに記載の内容
http://r.goope.jp/mozart-kv626/free/enigma_var13
に従い、ティンパニ奏者にスネアドラムスティックではなく、
コインによる演奏をお願いしています。
乞うご期待!