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12月16日!関西大学交響楽団の第74回定期演奏会にご来聴ください!
指揮するたびに曲が難解になっていくような気がする。
ブラームス4番のテンポ
ブラームス4番の音色
ブラームス4番の和音
この曲を構築する形式
この曲に込められた作曲者の想い
書こうとしてやめた音符・・・なぜ?
音楽はどこからきてどこにいくのか?
少し分かったように思っても、次の瞬間には分からなくなる。
フルトヴェングラーだったか・・
「偉大なものは単純である」という言葉がのしかかる。
でも、この曲が最高に好きだ。
指揮出来て幸せだと思う。
関西大学交響楽団の団員さんはもちろん若い。
若すぎるほど若い。
ブラームスに懸ける想いは、まぶしいほどに純粋だ。
だから、今は想像だけで良いんだ。
今の僕が感じるブラームスを提案するから、
皆の感じるブラームスと同期させていこう。
きっと感動を呼び起こせる。
関西大学交響楽団は今、殻を破って飛び立とうとしている。
京都教育大学管弦楽団53回定期演奏会が感動の中無事終了いたしました!
シベリウスの交響曲第2番の最後の和音が響き渡った時、
「ああ、幸せだ!」と思った。
京都教育大学管弦楽団とのお付き合いはとても長い。
そして、講師として指揮法の授業を担当していることもあり、
教育大学に滞在する時間も長い。
管弦楽団は僕にとってひとつの「クラス」のようで、
僕は担任あるいは顧問という感覚で学生さんと接している。
一年を通じて、彼らは様々な困難にぶち当たり、
果敢にそれを乗り越え「先生」となる。
小さな団が、大曲に挑む、
多くの卒団生が物心両面から現役を助けてくれる。
こんな管弦楽団を僕は愛おしいと思う。
このオーケストラが永遠に音楽を演奏し続けられますように・・・
ご来聴くださったお客様に心より感謝いたします。
京都教育大学管弦楽団の演奏を聴いてください!
明後日、コロナ禍の苦難を乗り切り、
京都教育大楽管弦楽団は第53回定期演奏会を催します。
この大学に学ぶ学生さんの多くは、
卒業後すぐに教員として現場に立ちます。
管弦楽団の卒団生もとても高い確率で先生になります。
とても誇らしい気持ちになります。
森羅万象を高校生、中学生、小学生、幼稚園児、保育園児
の目線で見ることを学ぶ彼らは、
演奏する時、
他の大学オーケストラとは全く違う雰囲気を醸し出します。
僕はそれが心地よく、大好きなのです。
シベリウスの第2交響曲は、すごく難しくて、
みんなすごく頑張って練習したことと思います。
なかなか、良い出来栄えです。
きっと優しい先生と笑顔で学ぶ教室のような空気の中で、
音楽を楽しんでいただけると思います。
明後日は、是非、宇治市文化センターにお運びください!
たくさんの先生のたまごたちとともに、
ご来場を心よりお待ちしています。
写真:本日、リハーサルの時、音楽演奏室からみた京都教育大の風景
関西大学交響楽団の熱い音楽に今年は・・・
昔から、熱い演奏に定評がある関西大学交響楽団。
今年のメイン曲はブラームスということもあり、
その熱さに深みを加えて表現し、感動を呼び起こしたい。
関西大学に限ったことではなく、
多くのオーケストラがコロナ禍で苦しい思いを強いられた。
音楽創りの時間が失われただけでなく、
オーケストラ運営のノウハウが伝承されなかったり、
先輩後輩、仲間との絆が分断されたりした。
秋も深まり、苦しい日々がようやく、
日常に戻りつつあり、
失ったものをとり戻す好機が訪れたか?
…と思ったけれど、
現実はやはり感染拡大に怯える日々が続いている。
でも、関西大学響は粘り強くリスクを管理し、
リハーサルを確保していく。
もともとある、関西大学交響楽団の魅力に加え、
この苦しい日々から図らずも学びとった、
コロナ禍におけるオーケストラ運営ノウハウを生かし、
音楽への熱い想いをブラームスの深い響きに乗せ、
お客様に届けたい。
どうか、12月16日の夕刻
吹田メイシアターに御来聴ください。
関西大学交響楽団団員さん一同と共に、
心よりお待ちしています!