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2019-05-27 07:47:00

訪問をありがとうございます。

 

今日はいつもより遅い出勤となったため、更新時間も遅くなってしまいました。

 

先週はやや予定が詰まっていたため、今週はのんびり行こうと思います。

 

 

 

 

さて、先週金曜日夜に、職能団体研修で『地域課題について』という研修を受けました。

 

社会保障が世の中でも限界に来ていると言われてだいぶ経ちましたが、介護保険では2021年から一層厳しいものになることは必須と言われています。

 

その中で、介護保険のみでなく地域資源の活用も含めたアセスメント視点などを学んだわけですが、大変分かりやすく勉強になりました。

 

『自分らしさの実現』を自立支援とした場合、介護保険で補える部分は少なく、どこまで他機関と連携できるか?どこまで地域資源を活用できるかが重要だということを改めて感じ、そのためにケアマネジャーは自分達の領域でできることをする事が大切ということを学びました。

 

 

 

 

私は研修委員会に所属している為、ありがたいことにたくさんのケアマネジャーの前向きな姿勢を目にする機会に恵まれています。

 

そして、この前向きな努力がきちんと評価につながるためには、何が必要なんだろうということを考える機会が多いです。

 

様々な課題はあると思いますが、私はケアマネジャーが社会から評価を受けにくい原因として、『国の要求とご利用者・ご家族の要求と社会の要求が違うから』という理由と、『持っている手札が少ないから』という理由があると考えています。

 

そして、これを解決するためには、チームケア力の向上と地域資源をいかに増やし活用できるかがカギとなると感じています。

 

皆さんは変わりゆく制度の中で、今求められていることはなんだと思いますか?


2019-05-25 06:36:00

訪問をありがとつございます。

 

昨日は、サービスBを行い皆さんに元気をいただきました。

 

そして夜は職能団体の研修で、大好きなWさんの講義を聴かせていただき、地域を見据えたアセスメントについての大切な視点を学ぶことができました。

 

実践に紐づけられる研修は大変得るものが大きいです(2回目は9月に新宿Bizで行われますので、興味のある方はぜひ!)☆

 

会社のみんなは、私がいなくてもきちんと事務所を回してくれています。

 

いつも感じますが、私は周りの方々に恵まれているなぁ~と思います。

 

ありがたいですね☆

 

 

 

 

さて、今日は、長女と次男の運動会でこの後出かけますので短く。

 

日頃から思うのですが、人との会話って本当に大切だと感じています。

 

数日前に書かせていただきましたが、ヘーゲル先生は対話の際に『愛を持って行うことが何よりも大切である』としています。

 

これ、私は強く共感しています。

 

物事を二項対立で考えると、相手の考えを自分に変えさせようとしてしまい争いになります。

 

が、一方で「自分の考えも良し。相手の考えも良し」という気持ちで対話をすると、そこから発展的な意見が生まれやすいと言います(これを弁論法と言います)。

 

日本には『三方よし』という言葉がありますが、正にこの精神だと思うのですよね。

 

私は、日本人の持つ『こだわりを持たない寛容性』はこれからの時代にとても親和性が高く、世界にとってお手本になると感じています。

 

 

 

 

自分も相手も尊重できる社会になれば、それが優しい社会になるだろうと思っており、そういう社会を見てみたいと思いながら、日々地域活動に取りくんでいます。

 

皆さんは、どんな社会で生活したいと思いますか?


2019-05-24 07:27:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は三鷹で行われた「東京ホームプロジェクト」のプロボノの説明会に参加をしてきました。

 

そして、その説明会でたまたま隣に座った方と終了後話が弾み、連絡先交換をしたくせに「ちょっとお茶でも」となり、1時間以上お互いの地域活動について情報交換をしました(初対面でいきなりお茶できる自分が好きです)。

 

いやぁ、本当にたくさんの学びと気づきと元気をいただきました。

 

そして、そのテンションで午後から地域活動のお手伝いに来てくださった方の邪魔をして、『今度は加藤のいない時に私来ます』と言われてしまった私です(ホント、いつも邪魔してごめんなさい!)

 

人との出逢い、交流は宝ですね☆

 

 

 

 

さて、昨日は「なんで今の社会は生きにくいと感じるようになったのだろう?」について考えまてみました。

 

そして、一つの答えとして『規律から規則重視に変わったことが生きずらさに拍車をかけたのではないか?』という結論を出してみました。

 

今日はそのことを書かせていただきます(あくまでも私の勝手な妄想です)。

 

 

 

 

まず、この2つの言葉について書かせていただきます。

 

規律とは、「1社会生活・集団生活に於いて人の行為の基準となるもの。また、そのようなものとしてのさだめ。おきて。のり。2一定の秩序。きまり」となっています(三省堂大辞林先生より)。

 

一方で規則(ルール)というものは、「人の従うべき基準であり、主に文章によって規定されたもの」と記されています(Wikipedia先生より)。

 

つまり、この2つの違いを簡単に書くと、「自分の物差しか社会の物差しか」の違いかな?と私は捉えています。

 

で、ですね、今の社会を窮屈に感じてる人が多いということをよく聞くのですが、これは「社会が規律→規則に変わってきていて、それが過剰になりつつあるからではないか?」と思うわけです。

 

言い方を変えると、「規律にある余白がなくなり、何でも白黒はっきりつける規則重視が息苦しさを生んでいるのではないか?」というか。

 

 

 

 

答えがないものって考えなきゃいけないから面倒くさいんです(常に“今どうあるべきか?”を考えなきゃいけない)。

 

しかも、明確な正解がないから、自信を持って断言することに勇気がいるのですよね。

 

面倒くさいうえに勇気がいるのが「規律」です。

 

ただ、良い面もあり、それは『自分で決めることができる自由がある』ということです。

 

一方で、規則は白黒はっきりしている為、自分で考える必要はありません。

 

規則を軸にジャッジすれば良いだけなので、まぁ楽ですよね。

 

ただ、悪い面もあり、それは『ルールに自分を合わせるため自由がない』ということです。

 

規則が白黒だったら、規律は玉虫色みたいな感じです。

 

 

 

 

介護保険を例にして、規律から規則に変化を具体的に書かせていただきますね。

 

『走りながら創る制度』として始まった介護保険は、創設当初はルールが少なく、個々の判断に委ねられている部分が多かったです。

 

これはある意味根拠と呼ばれる大義名分づくりが大変だったけど、ご利用者の意向を聴いてルールを“上手に解釈”する『余白』がありました。

 

が、ルールが細分化され増え、どんどん制度が白黒はっきりになると同時に余白はなくなり、“上手に解釈”することはできなくなります(同時に考えなくても良いので思考も低下する)。

 

また、介護保険でサービス提供と引き換えに地域資源を激減させてしまった今、介護保険が使いにくくなっても、それに代わる資源はありません。

 

結果、制度は不便になる中、思考低下により“じゃあどうしよう?”の課題に対しての創意工夫が苦手になった現場は、“あ・・・気づかなかったことにしよう”と、課題をなかったことにする(もしくは“他に手はないから仕方ない”という言葉で課題解決を諦めてしまう)。

 

そんな感じです。

 

 

 

 

昔、社会学の本で読んだことがあるのですが、日本人は伝統よりも利便性を好む傾向が強いのです。

 

だから、個々の解釈で悶々と悩むより、考えなくても済む規則を重視する気持ちもわかります。

 

で、数日前に書きましたが、日本人はセロトニン量の不足している人の割合が高いから、安心安全を求めやすい傾向があります。

 

そして『決まりごとは真面目に守る反面、それを外れた人を許せない傾向が強い』民族なため、規則から外れている人を異常な勢いでバッシングするわけです。

 

これが今の社会に『息苦しさ』を生んでいるのではないかなぁ~、と思うのです。

 

考えること(もとい妄想)が好きで自由人の私は、今の余白のない社会はつまらないなぁ~、と感じていますが、皆さんはいかがですか?


2019-05-23 07:24:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は気持ちの良い天気でしたね。

 

私は一日サイクリングを楽しみましたが皆さんはいかがですか?

 

 

 

 

さて、今日は短くです。

 

最近楽しみにしているサイトがあるので、それをご紹介させていただきます。

 

http://kyoko-np.net/

 

『虚構新聞』というサイトですが、これ、私は大好きです。

 

実際にありそうな嘘ネタを、本当の新聞記事町で書いているとても楽しいサイトです。

 

お時間のある方、“最近、笑っていないな”という方は、ぜひ、覗いてみてください☆


2019-05-22 07:28:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日はほぼ一日事務所や喫茶店で資料作成をしていました(他はモニタリングが1件と来社相談が1件のみでした)。

 

そのおかげ・・・というか、久しぶりに長々と時間を使って、色々な考えをまとめることや新たな知識をインプットすることができました。

 

また、午後から子育てに関する勉強会が事務所内で行われたのですが、(こっそり聞きつつ)たくさんの学びをいただきました。

 

世の中って知らないことがたくさんあって、本当に面白いと思います☆

 

 

 

 

さて、昨夜は哲学者ヘーゲルさんから、色々なことを学びましたので、ここに忘れないように記載をさせていただきます。

 

高校生・短大生の頃と社会人の頃に、哲学を学びながら自分なりの思考力を鍛えていたことはあったのですが、ヘーゲルさんとは10数年ぶりの再会(?)です。

 

で、『何でヘーゲルさん?』と思われた方はおられるでしょうが、時代の流れの中で自由というものが主張され出した歴史の中で、ルソーやカントなどは『自由万歳!』と言っていたのですが、ヘーゲルはそれを良しとしつつも手放しに喜ぶことはせず、自由のもたらす危険性についても語っていたのです。

 

今、行き過ぎた資本主義と自由主義社会と人間の幸福を改めて考えている私にとっては、『とても勉強になりそうだ!』というわけで、様々な彼の主張を調べました(今回はガチで勉強です)。

 

 

 

 

ヘーゲルが自由を危ういと感じている部分は、『自由を追求すると孤独になる』ということです。

 

“みんなと一緒”という部分を外れて“自分だけ”という部分を追求していくと、どんどん孤独になり、孤独が進むと『生きる意味が解らなくなる』と彼は言っています。

 

人間は他者との関わりの中で自分の役割を見つけるという観点から『孤立化することは生きる意味が解らなくなる』と書いており、単に自分のことだけを追求するのではなく、他者との付き合いも含めながら自由を追求することを提案しています。

 

 

 

 

ここでのポイントは、“自分の自由を求める欲求と、他人に承認されたいという欲求の折り合いをどうするか?”です。

 

人は自由を求める欲求を持っている一方で他者からの承認欲求を持っていますが、この自由を求める欲求と承認欲求はしばしば矛盾します。

 

周囲に自分を合わせていると周囲から承認を得ることはできますが、個人の自由を満たすことはできません。

 

一方で、自分の好き勝手に過ごしていたら周囲の理解・承認を得ることは難しいです。

 

この矛盾の克服方法(成長過程)を、ヘーゲルはこう記しています。

 

1)生死をかけた承認の戦い(自分を認めさせたくてケンカする・他者に勝ってポジションを取りたいから競争する)

 

2)自分だけの価値の追求(競争を馬鹿らしいと思い、人から認められたいと思うと競争の奴隷になってしまうから自分で自分を承認出来たら良いという考え方・名誉や出世など世間の価値を捨て自分の価値優先で生きていくという主義(ストア主義))

 

3)普遍を求める意識の誕生(自分も他人も認められるものを追求したい・弁論法

 

この3を追求することができた時が、自由と承認のバランスが一番取れるのだという考え方です(勝ち負けではなく、より良いものにしたいという考え方)。

 

 

 

 

この3を実践する時に大切なのは、『率直に意見交換をし、普遍性(誰もが納得するもの)を諦めない意識』があると言います。

 

周囲の空気を読むのではなく素直に相手に『尋ねる』。

 

この『尋ねる』という行為は何よりも相手を尊重することになります(空気を読む(忖度)ということは自分が勝手に相手を尊重しているつもりなだけなので、相手を本当に尊重していることにはならない)。

 

対話を続けることでお互いを知り、愛をもって色々なものを共有することでつながりを深めていく。

 

その中で、自分が関わる人が自分のことを大事に思ってくれていることを感じることができた時に、とても大きな幸福を感じることができるのではないか?

 

あぁ、とってもスッキリとしました。

 

物事を二項対立的に捉える事の多い社会で、『対話を重ねながらベストな方法を考えていく』ことは、とても大切だと思っています。

 

以前、何かの本で読んだことがありますが、本当の自由は「自分にとっての自由と他人にとっての自由を両方満たすもの。自分だけの自由はただのわがままである」と書いてあったことを思い出しました。

 

その「お互いの自由を満たすために対話が必要」という考え方は、非常にすっきりします。

 

そして、私自身、自分の“善”を絶対とせず、色々な人からの視点をいただきながら三方よしのイメージでアップデートしたいなぁ~、と思いました。

 

いやぁ、日々勉強です☆