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2020 / 05 / 30
13:36
サンソン・フランソワのラヴェル
来年、ラヴェルの「道化師の朝の歌」を
指揮することになったので、
サンソン・フランソワの演奏を聴いた。
もう世の中から消えてしまった
フランス音楽の息吹が美しい。
これが、エスプリ・・・
クリュイタンス指揮の
パリ音楽院管弦楽団のラヴェルでも
同じことを感じた。
ドビュッシーも聴いた。
前奏曲第1巻「レントより遅く」って
こんなにも素晴らしい曲だったんだ。
作曲者自身のオーケストラ版は
編成が小さいうえにツィンバロンが必要で、
指揮できる機会は
なかなか訪れないないだろう。
知らない感動、
あるいはこの歳で初めてわかることが
たくさんある。
それは素敵なことだ。
◇シャガールによるパリオペラ座の天井壁画