ある交響楽団演奏会の候補曲として、
ニールセンが挙がってきたので、
集中して鑑賞している。
自分が振るかもしれないと思うと、
聴き方が違ってくるようだ。
すぐれた作品を鑑賞する態度としては、
よろしくないとは思うが、
「情報収集」の要素が濃くなる。
作曲者のとてもかわいらしい写真を見つけた。
ラッパ吹きだったんだね!
表記の本をヴァイオリニストHから勧められて読んでみた。
すごく面白かった。
僕の中のベートーヴェンの人物像が
随分変わってしまった。
また、シンドラーを中心とする、
ベートーヴェンを取り囲む人たちの、
悲喜こもごもは
滑稽で、悲しいものだった。
つい
自分自身のことを重ねてしまった。
でもこの本のお陰で
ベートーヴェンの音楽は自分のなかで
さらに輝きを増した。
今年、来年と予定されている
ベートーヴェン作品の指揮指導の過程で
新たなアプローチができるかもしれない。
Hには感謝です!
「灘区民ホールでのリハーサルの一コマ」
実に良いコンサートになりました。
神戸大学交響楽団の皆さん、
当日おいでくださったお客様、
神戸大学交響楽団を
支え、励ましてくださった方々・・・
本当にありがとうございました。
神戸大学交響楽団は、
先輩から受け継いだ伝統を大切にしつつ、
オーケストラの新しい音を、
新しい頁に書き加えながら、
演奏会に向かって
日々
進化を遂げていったのです。
いっぱい褒めてあげてください。
僕は
演奏会がとてもうまくいって、
すごくほっとして
今はかなり寂しい気持ちになっています。
神戸大学交響楽団の
今後ますますのご発展をお祈りしています。
藏野雅彦
神戸大学交響楽団・・・
素晴らしいオーケストラと
ブラームスの交響曲第4番を演奏します。
最初のリハーサルから
今日までの時間・・・
それはそれは充実したものでした
明日は
お客様の前で音をひとつひとつ紡ぐように
相応しい音色を選んで
きっとブラームスがこうあってほしいと思った音楽を
想像して
心をこめて演奏しましょう。
僕たちにとって
お客様にとって
最高の時間になりますように!
神戸大学の学生会館にはエレベーターがなくて、
六甲山の斜面に建てられた学生会館の
最上階まで登るのは
今も昔もかなりしんどい。
でもここでリハーサルを行うので、
頑張って昇る。
最上階にたどり着いたら、
息が切れてしばらく壁に寄りかかり
心臓の鼓動と上がった息が収まるのを待つ・・・
けれど最上階のベランダから見る
神戸の街と海と空の景色は最高だ。
神戸大学交響楽団の諸君は
実によく練習している
とても良い仕上がりで、
ホールにいらしたお客様に
きっと感動をお届けできると思う。
5月14日は
是非アルカイックホールにお運びください。
お待ちしています!