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2016-01-01 13:20:00

あけましておめでとうございます。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

皆さまは、新年をどのように過ごしておられるでしょうか?

 

私は、毎年『今年こそ寝正月!!!』と目標を立てるのですが、叶ったことがありません。

 

毎年、30日から一気に大掃除をしたり、おせち料理を中心に料理の作りだめ(!)をするのですが、作った端から子ども達に汚される・食べられてしまう始末で。

 

しかも、小学校低学年の娘は学校の宿題があるのですが、『丸付けはご家庭で』となっているらしく、休みに入った途端に赤ペン先生をしています。

 

そして、本日・明日はお互いの実家に挨拶廻りです。

(実は今も私の実家でこれを書いています)

 

3日はきっと、実績入力と経理に費やすことでしょう。

 

トホホ。

 

 

 

さて。

 

今回は仕事の話ではなく、私自身のことを書こうと思います。

 

どうして、子どもが3人いて、核家族でありながら、仕事に全力で取り組むことができるのか?

 

家庭は大丈夫なのか?

 

この事をよく聞かれる為、今回は現在に至るまでについて書こうと思います。

 

 

 

突然ですが、私はかなり計画的な女です。

 

細かいことは適当なのですが、大まかな流れは計画通りにいかないと気が済まない性格だと自負しています。

 

初めてこの仕事に就いた時(その頃は措置制度)、当時は明治時代の方が多く『女は子どもを産んで一人前』という考え方が私には刷り込まれていました。

 

その為、介護保険の施行と同時に40歳までの人生設計を立てたのですが、当時、業界最大手の大手の訪問介護でサービス提供責任者をしていた私は、『他者から信頼を得る為に結婚はしなければいけない。そしてその相手は、愛だ恋だ外見だというより、仕事を思う存分させてくれる人にしよう』と考えていました。

 

 

 

そんな視点で結婚したのが、今の夫(同職業)です。

 

夫には、結婚前に私の計画を伝え、結婚に対する考え方やなども全て話していました。

 

彼は今では20年の付き合いになりますが、当初から私の仕事に対しての姿勢も業績も全て知っているため、すんなり理解を示してくれ、結婚することができました。

 

本当にありがたいことです。

 

 

 

また、子どもについては授かりもののため、1人できたら3人、と話し合って決めていました。

あ、私自身が子どもを好きだからとかそんな理由ではありません)

 

結婚後も夫婦共働きが前提だったため、子どもが寂しい思いをしないように、仲間が3人いれば良いだろうという、単純な理由です。

 

出産の時期は、3年に一度行われる改定の間の年に育児休暇を取るよう、そして、できるだけ確実に保育園に入ることができるよう考えながら・・・。

(おかげさまで、子どもは3つずつ年齢が離れています)

 

 

 

結婚後も常に夫や子ども達に私自身の夢を話していました。

 

同時に、私の中では『3人目の育児休暇が終わるまでは、家庭を第一にしながら仕事に取り組む』と決めており、何かの役割を担うことはしないで、ひたすら家庭を第一に10年間過ごしました。

 

夫は結婚当初、お米も研げない人でしたが、10年かけて一緒に台所に立ち料理を作ることで、味噌汁や炒め物などは作ることができるようになってくれました。

 

 

 

結婚してから6年間、職場は自宅から近いところで、子どもに何かあっても駆けつけられる場所にして、その分独学でできる介護保険法やケアマネジメントについての勉強を毎日最低2時間はしていました。

 

いつでも仕事復帰した際に、制度についていけるように(笑)。

 

また、育児休暇中は家事育児を行うことはもちろん、保育園の役員を担ったり、『駅から職場まで歩いて通勤するのは大変だろう』と夫を職場まで送迎するほどの過保護ぶりでした。

 

きっと、今の私しか知らない方は想像できないと思いますが、家庭第一と決めた以上、良いお母さんだったと自分では思っています。

 

介護一色の生活ではありませんでしたが、それはそれで楽しかったし、その時できたママ友は、今でも大切な地域の友達で、助けてもらっています。

 

 

 

次女の育児休暇後は、3年後に全開で仕事をする環境確保を見据えて、医療法人のあるグループ会社に転職しました。

 

面接の時、『私はあと1回育児休暇を取る予定で、それまでは家庭を第一に仕事に取り組みます。その復帰後は、全力で仕事をします』と伝えて採用していただきました。

 

実際、次男の育児休暇明けからは、全力で仕事に取り組んでいました。

 

この職場での経験は、私にとってたくさんの気づきや学び、可能性を与えてもらうことができ、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

昨年起業する時には、家族と改めて今後について話し合い、ルールを決めました。

 

夫は『自分が家庭を守ることは苦にならない。仕事に熱中する君の性格も知っているから応援するけど、どんなに遅くても良いから、必ず朝は子どもが起きた時に家にいること』ということを希望しました。

 

長男は『お母さんがやりたいことがあるなら良いんじゃない。頑張れば』という対応でしたが、長女とは『交換日記をすること』、次男とは『保育園の登園は私がする』という約束をしました。

 

これは、どんなに忙しくても現段階では死守しています(笑)。

 

あ、たまに交換日記は書き忘れますがσ^_^;

 

 

 

こうして考えると、家族って不思議なものだと思います。

 

もともと結婚に対しての期待がなかった私は、きっと、今20代だったら結婚していないでしょう。

 

実際、『あぁ、結婚していなければ、もっと全力でやりたいことに向かえたのに』と思うこともあります。

 

そして、結婚したことで、折り合いや他者に対して尊重することなどを学んだとも思っています。

 

一人では生きることはできず、小さな社会ではありますが、ルールの上での共同体を維持していくことの大切さは、家庭を持ったことで学ぶことができたと思っています。

 

そう考えると、今の私があるのは家族のおかげであり、家族の存在に感謝感謝です☆

 

 

 

あぁ、ダラダラと書いてしまいましたが、結婚しても仕事をやり続けるコツとしては、2つあると私は考えています。

 

そう。これを書きたかったのです。

 

1つは『日頃から感謝の気持ちや相手を大切と思う気持ちは言葉に出す』こと。

 

そしてもう1つは『自分の夢ややりたいことはいつも口にして相手に伝えること』です。

 

一番身近な家族の協力がないと、どんな取り組みもうまくいかないと、私は考えています。

 

 

 

因みに、私がここまで仕事に取り組めるのは、『住みやすい社会の実現』という目標があるからです。

 

きっと今後も私が大きく財産を残すことはできないでしょう。

 

ただ、子ども達の世代が将来『良い社会だな』と感じてもらえる為の取り組みはできるし、社会保障の制度に関わっている状況で、頑張れば実現できると考えています。

 

そんな感じで日々過ごしており、今年も自分ができることを全力で取り組みたいと考えております。

 

 

 

なんて。

 

明日は、今年の目標を書きたいと思います☆


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