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訪問をありがとうございます。
昨日の続きになりますが、昨日午前中は2時間の会議終了後、商店街連合会の方に声をかけていただきました。
いや、私が食い入るようにその方の話を聴いていたからなんですが、『商店街のことに興味ありように感じたので』と言葉をいただき、これからの商店街のプロジェクトに関する資料をいただき、夢を聴かせていただきました。
当区は、区内でも地域によって色がかなり違います。
ざっくり説明させていただくと、江戸の伝統や文化を大切にしながら栄える深川エリア、江戸の庶民文化が活きている城東エリア、先端科学技術に溢れる湾岸エリアと、地域によってかなり雰囲気は変わります。
湾岸エリアは高齢化率が10%以下なのに対して、城東エリアは40%近くなっているというと、なんとなく理解していただけるかもしれません。
それらの違いを活かしながら全体をデザインし、持続可能な地域づくりに取り組んでいるのが商店街連合会の皆さんであると説明を聴き、とてもワクワクしました。
その方の説明した言葉をそのまま使うと、『江戸のむかし・今・未来を体験できるテーマパークのようなもの』を構想しているようで☆
それぞれの地域の特徴を整理し、強みを上手に活かしながら持続可能なSDGs観光として輝きながら、当区がもう一度東京や日本の世界に開かれた新しい玄関として活躍できることを願っているわけです。
そのために、経済課や地域振興課だけでなく観光課などとも積極的につながり、10年後の江東区を思い描きながら取り組まれています。
そんな話を聴いている中で、『これに必要なのは、心あそびなんだよね』という言葉を受けました。
あそび心ではなく心あそびという言葉のチョイスに、粋なものを感じます。
『そう。心あそび。あそび心じゃないよ。心あそびに大切なのは、サプライズと感動なんだよ。この2つを意識しながら、これからも江東区に、より人が集まっていい場所だと言ってもらえるようにしたいと思っているんだよ』
そう笑いながら話をされる様子をみて、この方の地域愛を強く感じ、胸がじぃんとしてしまった私です。
貴重なお話を聴くことができ、ありがたさと感謝の気持ちでいっぱいです。
そんなこんなで話をしながらセンターを出ようとした時、出入り口で町会長と会いました(町会長は防災関係の会議体に出席していたらしい)。
知った顔を見かけると声をかけてしまうのは私の習性です。
そのままランチをご一緒してただき(しかも奢ってもらった!)、地域の様子についてたくさん話を聴かせていただきましたが、こちらも地域愛に溢れています。
同時に、町会長の地域に対する姿勢をたくさん学べることができました。
こちらも感謝感謝です。
思うに、地域にはたくさんの人がいて、人の数だけ地域の見え方もかわるわけで、それらをできるだけたくさん集めながら落としどころをつけることが重要なのかもしれません。
そして同時に、従来の『競争社会』ではなく『規範的統合(組織を超えて協力し合うこと)』の時代に入ったからこそ、『私は◯◯のために何ができるか?』という視点で関わることが重要になるわけで。
昨日は、行政・商店街連合会・町会長の話を聴かせていただきましたが、それらを踏まえて、私は何ができるのかを考えている私です。
皆さんは、地域の方々とどんなお話をしていますか?