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2022-05-17 18:32:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は朝からバタバタしていたため、更新がこんな時間になってしまいました。

 

皆さま、お仕事お疲れ様でした☆

 

 

 

 

今日の午前中は、行政主催の協議会に出席しました。

 

これは、当区の企業団体が集い、当区の活性化を目標に定期的に開催している会です。

 

私は中小企業家同友会として参加をしていますが、ここに参加すると実に様々な団体があることを実感します。

 

そして、意見交換を交わすことで、新たな可能性を見つけることもできるという、とても有意義な会だと感じています(開催することに意義があるという会ではない)。

 

 

 

 

その中で、江東区産業実態調査結果報告書についての報告を課長より受けたのですが、統計大好き人間としてはウキウキの時間でした(資料は184ページあります)♪

 

アンケートとヒアリングの両面から調査を行い区内産業実態や問題点の把握を行った上、区内産業の活性化や強化に向けた課題・方策例の検討を行った結果が、細やかに記載されています。

 

当区は、全ての部署においてこのような調査を非常に細やかに行っており、現状の可視化が非常に優れています。

 

こういう資料を読むたびに、行政の方々の実直さを感じます(今日は、説明を聴きながら当区に対する愛情も感じました)。

 

今日は地域振興部経済課の報告でしたが、このほかにも福祉部などの調査を合わせてデータを読むと、とても多くの課題解決に向けた気づきをもらうことができます。

 

 

 

 

そう。

 

こういう調査結果を読むたびに思うのですが、せっかく行政の方々が定期的に調査や分析を行ってくれているのに、それぞれが自身の部署内で課題や対応をまとめてしまっていることに、とても『もったいない』と感じるのです。

 

そして、当区の場合は、本当に真面目な行政の方々が、それぞれの部署ごとに様々な協議体を設け実施するため、参加する方々は、さぞやご負担が大きいことと推測します(いや、実際に大変と声を聴きます)。

 

 

 

 

例えば、町会は地域振興部の管轄で町会長等が会に参加します(この会も、町会レベル、連合町会レベル、全体レベルとたくさん種類があります)。

 

そして、防災・防犯関係は危機管理室が担当しているのですが、こちらも町会長が絡んでいることが多い為、町会長が出ることが多いです。

 

そしてそして、まちの美化に関しては環境清掃部が担当します。

 

高齢者介護は福祉部だし、子育ては子ども未来部が担い、それぞれがそれぞれの会議体を設けています。

 

 

 

 

で、あたり前ですが、地域って様々な方が住んでいるじゃないですか。

 

だから、様々な会議体が設けられるたびに町会自治会の役員レベルの方々は会議に参加を求められるわけです。

 

会議に出席するに当たっては、ある程度地域情報の収集を行う必要があるし、会議出席後は、会議の内容を住民に報告する必要性があります。

 

これ、会議を主催する行政の方々もご苦労されていると思いますが、会議に参加する方々も相当なご負担があると思うのです。

 

そして何より、町会等は住民同士、産業等は企業人のみとった形で『同じ種類の人ばかりが集まる』のですよね。

 

 

 

 

まちって、いろいろな人がいるからニーズに溢れ行政の部署も細分化されているのですが、それぞれは絡み合っているのですよね。

 

だからこそ、部署ごとが『自分の役割をきっちり遂行する』というマインド(縦割りマインド)で取り組んでしまうと、行き詰ってしまうと思うのです。

 

今日の会議でもつくづく感じましたが、地域企業と地域住民の交流会があったら・・・もし、地域企業の取り組みを住民が知ることができたら・・・住民のニーズを地域企業が聴く機会があったら・・・もっともっと地域は発展すると思うのですよね。

 

現在のスタイルの会議体でも良いのかもしれませんが、時には異なる立ち位置の方が集まり話し合う機会があっても良いのかもしれないなぁ~、なんて感じました。

 

そう考えると、今の行政に必要なのは、縦割りに横串を入れられるコーディネーター的な人材なのかもしれません。

 

 

 

今日は、あと2つ書きたいことがあったのですが、既に午前中で長文になったしまったため、続きは明日以降書いていきます。

 

皆さんの地域は、区民(地域企業)と行政の会議体はどのような形で取り組まれていますか?